獣の戯れに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『獣の戯れ』に投稿された感想・評価

わせ
3.4

すこし話の奥行きが足りない印象を受けたけれど、若尾文子の貞淑で品のある奥様役がハマりまくっていた。愛と加虐性について。男は女に嫉妬されたがる。レンチで殴るシーンでスローモーションをつかうところが昼ド…

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三島由紀夫の異常性愛サスペンス(1961)の映画化。主演は三島のお気に入りだった若尾文子。監督は「ザ・ガードマン」(1965~)などテレビドラマで活躍した富本壮吉。

陶器店でアルバイトをしている苦…

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3.6

文子さんの妖艶さは良き
だけど…夫の浮気現場に泣き入る姿は哀れ
夫が障害を持ってお世話してるけど、それは申し訳ないからお世話してるのではないのがありありとわかる 
獣になりたくないと言うが、歪んだ感…

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優子、メイク落として寝てくれ 肌のために すっぴんだったらここまで大胆になっちゃわずに済んだと思うし
cuumma
3.6

今作を観てから、原作を読む

この作品は三島の文章を読む方が、ずっと豊かだし重みがある
三島の形容詞の豊潤さに驚く、いい作品だ  

映画の方が奥行きがなく平たい感じを受けた。でもこの掴みどころのな…

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3.5
原作に居た民俗学者は出て来ない。青年がヒロインの夫を殴ってしまう場面で背景が白っぽくなってスローモーション的になる感じの撮り方が印象に残った。
3.5

被虐趣味の夫婦に翻弄される若い男の悲劇。夫の浮気に悩みながらも若い男を誘う若尾文子がなんとも艶かしい。惑わされる若い男の苦しい心中察して余りある。それはさながら蜜の滴る花弁と群がる蜂の関係。劇中出て…

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3.5
若尾文子映画祭にて。これが三島由紀夫の世界観なんだね。あややの美しさがあってこそ成立した作品。

涎繰になって、あややに泡姫紛いの事させる河津清三郎w
前途のある若者を、よろめきドラマに巻き込むな‥
白黒映画の汗染みは暑苦しさ倍増!
ジェリー藤尾といい山村聰、河津清三郎と食べ物をおっぺしこむのが…

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偏執的な愛、死への欲動といった三島由紀夫原作らしい作品。嫌いじゃない。
あややの美に脂が乗り切っていた。『卍』と同じ年か〜

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