別に生誕百年の節目だからと云うわけでもないのだが、俄かに「三島由紀夫」がマイブームとなりつつあり、このところ彼の著したいくつかの中篇小説を続けざまに手に取っている。これまで然程三島の作品に触れてこな…
>>続きを読む1964年 ”獣の戯れ” 監督富本壮吉
脚色 舟橋和郎 原作三島由紀夫
冒頭に懲役3年の刑を終え、梅宮幸二(伊藤孝雄)は船で、伊豆にある草門優子(若尾文子)の別荘に向かっている。回想シーン…
性についていかにも大袈裟にテーマにしたいという文学的な感じが濃厚にするタイトルの三島由紀夫原作の映画。私のような庶民にはピントがズレた男女関係と夫婦関係に見える本作。
仲が良いのか悪いのか?経済…
あの人を殺さずには結ばれない…獣にはなりたくない…
夫に致命的な後遺症を与えた若者と後遺症により赤子のようになった元浮気夫との奇妙な同居生活。
夫は「俺が浮気をしまくってもあいつは嫉妬もしなけれ…
若尾文子が社長夫人役で、殴られて半身不随になった夫の社長と、殴って怪我をさせた加害者の青年と、3人が一緒に暮らす。日常とは違う生活を描いて、男女の微妙な心理を描いた映画なのでしょうか。夫人と加害者と…
>>続きを読むラピュタ阿佐ヶ谷で鑑賞。
作品は、社長(河津清三郎)は次から次へと女を変えて過ごしているが、社長夫人(若尾文子)は見て見ぬふりをしている。そこに正義感あふれるアルバイトの大学生(伊藤孝雄)が登場し…
このレビューはネタバレを含みます
原作は三島由紀夫。主演の若尾文子の登場する時間が結構長いこともあり、若尾ファンとしては大満足。
美人だがやや無表情な若尾のキャラに、この若い社長夫人役はぴったりの役柄だったと思う。
原作は未読だが、…