このレビューはネタバレを含みます
ガエル・ガルシア・ベルナル目当て。
若き神父のガエル君が若い女性の肉欲に負けて…という映画なのかと思ったら、そうでもなかった。
教会とギャングの癒着や農民たちがゲリラになったり、メキシコ社会の闇も扱…
アカデミー賞外国語映画部門メキシコ代表、メキシコアカデミー賞受賞作品らしい。
見ごたえあって面白かったがムカムカモヤモヤする映画。
ガエル・ガルシア・ベルナル主演、欲望に駆られ、禁欲に反した神父と…
メキシコで大ヒットしたらしいが、内容は不穏な問題作…、19世紀の原作を翻案している。
人間性をとことん封じるカトリックへの批判が優勢、遡れば改宗を強制された民族の末裔が、キリスト教の妄信に至っている…
パッケージとタイトルから、禁断の恋に悩む若き神父の話かと思いきや全く違った。
麻薬、ギャング、マネロン、強盗、神父の妻帯、中絶禁止、サパティスタ、教会の腐敗、とメキシコの社会問題てんこ盛りな社会派映…
ガエル・ガルシア・ベルナルが冒頭で功徳をしているのを見て、なるほど肉欲と聖職の間で揺れ動く、やらしい映画だと勝手思い込み見ていると、さにあらず。まるでマフィアの跡目相続するが如く悪に染まっていく。好…
>>続きを読むガエル君が真顔で人間として最低な事をします
神父という以前に人間として許されない行為にも関わらず、何事もなく終わってしまうのです
人によっては嫌悪感丸出しでしょう
それでも、わたしはこの映画が好き…