牧瀬里穂の溌剌とした表情と運動、中井貴一の諦念と優しさが滲み出た佇まい。長回しに宿る映画的空気感。作り手が映画の魔法を信じている。最後キスしちゃったら、それはもう男に都合の良い願望になっちゃうじゃん…
>>続きを読む悲劇なのに喜劇。
底抜けに明るいのに時折スッと自然な寂しさを入れ込む牧瀬里穂。最低な男と最高な死神な鶴瓶。フワフワしたキャラなのにストーリーにしっかり芯を入れる中井貴一。相変わらずのスーパー長回しな…
先日、中井貴一の舞台を観に出掛けた。「先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~」という小津安二郎をモデルにした作劇だ。中井貴一が小津のモデルを演じ、中井貴一の父親佐田啓二や母親益子なども登場し、何と…
>>続きを読むここでは、キスシーンに否定的な意見が多いが
私はあのシーンは必要だったと思う。
雨宮に対する罰だったんじゃない?と思ってしまうから。
可愛らしく、少しほろ苦く、ドラマチックに描かれているが、最後の…
2回目鑑賞。晴れてベストムービーに入りました。
1回目に観た時は鶴瓶の2役にすら混乱、設定のぶっとび具合に思うことが多く無理に冷静に受け止めようとしていたが、2回目は混乱ゆえの素直な楽しみができた。…
©1990「東京上空いらっしゃいませ」製作委員会