東京上空いらっしゃいませの作品情報・感想・評価

東京上空いらっしゃいませ1990年製作の映画)

上映日:1990年06月09日

製作国:

上映時間:109分

ジャンル:

あらすじ

『東京上空いらっしゃいませ』に投稿された感想・評価

牧瀬里穂のデビュー作。牧瀬は90年に2本の出演作があるが、相米、市川準という名匠に恵まれ、早くも代表作にした。本作はファンタジーで、笑福亭鶴瓶、中井貴一が楽しい作品にした。
新宿松竹にて

トランペットの使い方めっちゃいい。

終盤の結婚式のシーンにおいて、始まりからオフの音しか聴こえないため、ここは絶対にアフレコだと思ったらやり過ぎなくらいアフレコだった。最初のショットはそれを考えて…

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apple
4.2

こんなにも夢中になって映画を観たのはいつぶりだろう

彼女の言動全てに生を感じる。
そして、貞操の危機は死を呼び寄せる。
キャラクターや音楽、画はとても明るく、時代を感じる活気があるのにうっすらと常…

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もうホントに牧瀬里穂。
生き返る映画じゃなくて、死者が禊をする映画だと思ってる。
禊の過程で、全力でハンバーガーを焼き、屋形船から薔薇をちぎっては投げて、他人の結婚式を歌って踊って祝福するの。
こり…

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1
-
このレビューはネタバレを含みます

面白かった、めっちゃ良い
カメラワークがすごいな、ずっとすごいと思いながら観てた 
相米慎二の映画って人が生き生きとしてる、本当に生きてるって感じがする。溌剌とした発話の感じとか単純に人物の動きが多…

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 牧瀬里穂とすれ違うのではなくニヤついて見送る中井貴一を捉えたラストのストップモーションが格好いい。長回しで「帰れない二人」を歌って「二人」の錯誤をさせつつ二人っきりにさせ、柱でできた向こうとここの…

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性的搾取が構造に組み込まれた芸能界の理不尽、人間の死の運命の理不尽に抑圧された少女が謳歌する、死の手前の仮初のロスタイム。彼女に寄り添う男との世界の掟に背くようなロマンス、生と死の狭間で行き場を無く…

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決してイノセントな恋愛が全てって相米慎二は思ってなさそうなことも含めて、ヘンテコから始まって凄い人間讃歌に辿り着いたなって思った。

オシャレすぎるけど全然鼻につかない、むしろすごく可愛さがあるのは…

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裕太
5.0
オールタイムベスト
儚いものへの優しさ、切ない愛おしい数日間がとても輝いてる。
テーマ曲が井上陽水の「帰れない二人」ってのもいいよねぇ。
何回観ても泣ける。
あー
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嫌な始まりをし、終わりも「その程度で許されるかぁ↑」と思うけれども、なぜか見終わった後に嫌な気持ちではなかった。
構図のバランス、挿入歌、セリフの言い回しもセンスが良いと感じる作品だった。

見た目…

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