ルート225の作品情報・感想・評価

ルート2252005年製作の映画)

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.5

「ルート225」に投稿された感想・評価

鑑賞メーター
http://video.akahoshitakuya.com/v/B000H307JE
尾木

尾木の感想・評価

3.5
昔観た。
多部未華子が若い!

姉弟がパラレルワールドに迷い込む話なんですが、現実感があって不思議でした。
最後は切ない気持ちになった記憶があります。
また観てみたい作品。
こどものころ、冬のまだ薄暗い早朝に変な夢を見て目を覚まし、いつも起きている母さえまだ起きていない家の中はひっそりとしていて、慣れてくると時計の針の音が聞こえてきて、一旦気づいてしまった尿意は無視も出来ず、布団から出て床に裸足の足を置いたら氷のように冷たくて、つま先立ちで歩くトイレまでの道すがら、チラッと横を見ると、母が不在の台所が青く染まっていて、堪らない恐怖に襲われる。
以上、そんな体験と共に忘れていたその当時の感覚をフレッシュに思い出しました。
見慣れた景色なのに他人の様な冷たさに悲しくなって、このまま今まであった暖かい世界が帰ってこないかもしれない、という謎に迫る冷たい恐怖。見た当時、どんなホラー映画よりも怖かった
どこに居ても誰かが絶対いない気がする
14歳から15歳の思春期の別れが切ない
アナログチックのか細い繋がりが引き止めようとする感覚は映像作品でここまで表現できるのかと驚歎
ほとんど同じなんだけど微妙に何かが違い感じる違和感。本当にパラレルワールドが存在するのなら、きっとこんな感じなんだろうなと思った。明るく元気いっぱいのラストだけど、実は相当キツイ現実。
原作も何気なく読んだけど、凄く面白いです。

映画も原作もポップな感じですけど。
すげー鬱なエンディングです。よくよく考えたら本当に悲しいエンディング、、
ひらが

ひらがの感想・評価

3.8
姉弟がパラレルワールドに紛れ込んでしまうというお話。
これも派手モノ好きな人には退屈な映画として扱われるだろう作品。

凄いSFな内容ではなく、実世界に限りなく近く時に区別のつかない状況を提示する並行世界が舞台。
生活には支障がない範疇で現実との少しのズレが発生していて、それ故に顕在化しない不安みたいなものが見てとれて。
弟君は冷静に分析して活路を見出そうとしているけど見えない不安と戦い、姉は長子としてぶっきらぼうながらも心配していて姉弟の関係性を巧く映し出していると思う。
結果はあれだったけど、実世界と結び付くピースを1つずつ集めていく姉弟の姿が好きでした。
こんな役の多部未華子がベスト!
何の前触れも無くパラレルワールドに迷い込んだ姉弟が、何とか元の世界に帰る方法を模索する物語。

さわやか三組みたいなニュータウン風景と地味なカメラワーク。
にも拘らず妙にサスペンスフルな演出。
紛れもなくSFなのに、雰囲気はホームドラマ。そんな不思議な映画。


14歳のエリ子は母に頼まれて弟を迎えに行った帰り道、パラレルワールドに迷い込む。家に帰ると夕食のシチューはあるのに、両親の姿がない。
こちらの世界には二人の両親が存在しないようだ。
二人は両親の元に帰ろうと奮闘する。

両親のいない二人の生活は、なんだかほのぼので、それほど逼迫していない。日常アニメみたいなとぼけたBGMも手伝って、悲壮感ゼロ。

どこにでもいる姉弟を演じる二人の演技は発展途上の拙さだが、それでもしっかり姉弟に見える演出の良さ。


怖がらせも驚かせもしないのに、なんだか怖いし驚くし。
やっぱり不思議な映画。


これは何かの比喩なのか??

日常の危うさ❔14歳と15歳の間にある、精神的な分岐点の例え❔

答の出ない結末…。たまらん切なさが残ります。。
織田

織田の感想・評価

4.4
この作品は伏線の散りばめ方が半端じゃない。散りばめるというより、撒き散らしている。

異世界との邂逅や脱出に際する偶然、脱出するための偶然を作り出すあらゆる挑戦と条件。
多分それはパラレルワールドを描く作品についてまわるものだし、僕も当然のようにその伏線たちを拾いながら時間は進んでいった。予想の範囲内のレールに沿って。

ただし、その線路は突然ぶった切られてしまう。ミスリードをいざなう掌返しや、少しずるい後出しの裏切りとは違う。

僕は正直かなり驚いた。結末にも驚いた。
でもその尻切れとんぼが、幸せだった。
YS

YSの感想・評価

3.4
2006/3/11
配給 オフィス・シロウズ

泣いた。
多部未華子、天才だと思った。
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