主人公エイダの内に秘めたる熱。
彼女の表面から受けるイメージや浜辺へ置き去りにされたピアノの荒涼とした風景は、彼女の持つ燃え立つばかりの心模様をより際立たせている様に思える。
五感で感じる本能的な…
静かな美しい映画。
だけど、簡単に言っちゃうと美しい不倫官能ものに近いのかも。ちょっと違うけど…
主人公の女性は夫を失い、子供を連れ再婚。夫を失ったショックから声が出ない。
新しい夫は時折紳士的…
ピアノの存在
1993年度カンヌ映画祭パルムドール最優秀主演女優賞受賞
アカデミー賞脚本賞、主演女優賞 助演女優賞 受賞
と、その年の優秀賞をかっさらった名作
ジェーン・カンピオンはその後 …
映像と音楽がステキな変態映画。
ピアノ返して欲しかったらいうこと聞けよ、と日々さわりまくってくる男なんてゾッとするだけでとても好きになれないけどなあ。エイダの心情さっぱりわからず・・・。
子供そ…
19世紀、娘とピアノを連れてニュージーランドに嫁いだスコットランド人の未亡人がマオリの男と恋に落ちる話。
暗くてジメジメした画面にピアノのBGMのコントラストがすごい綺麗で、会うたびに鍵盤を一つず…
6歳の時話すことをやめてしまったエイダ。彼女はピアノという殻に閉じこもり、ピアノが彼女の言葉となった。
浮気で夫に指を切られて、また浮気相手を愛してしまった自分の「訳のわからない強い意志」に恐怖…
とても綺麗なエロ映画。
影芸で斧を手に向けて振り下ろすシーンや、先住民の木に身体を擦り付ける遊びなど、伏線となる象徴的な演出が沢山あって面白い。
ラストの棺桶と化したピアノに引っ張られて沈むエイダ…
主人公エイダは話すことができない。夫を失くし、娘と共に暮らしていたのだが、親が結婚相手を勝手に決めてしまい、全く知らない男の元へ嫁ぐ事に。娘とピアノを伴い、小さな船で未開の地ニュージーランドへ降り立…
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