いつもながら芦川いづみの魅力にうっとりさせられる。脇を固める劇団系の演技派俳優の顔ぶれが良い。異なる年代の回想シーンをふんだんに織り込んだ重層的な構成が面白かった。永福町、新宿、下北沢といった駅の風…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
ひたすらに暁子の心情に寄り添って描かれていて興味深かった。
海辺の嵐のシーンで、周りが慌ただしい中、一人ぽつんと浮いてる感じがなんだかリアリティがある。
なにか物凄い感情が生まれる事はないけれど、…
1959年公開の日活作品。芦川いづみ主演。リマスターされているのだろうか、モノクロ作品だがとても絵が綺麗だった。
女性の幸せとは。
芦川いづみが過去の回想を織り交ぜながら女性の幸せとはを何かと問…
堅実な滝沢英輔作品でも、堂々たる佳作。芦川いづみの誠実さと美しさとの相性が良い。
郭公や十姉妹等鳥にまつわるストーリー展開の巧妙さ、子役の選定まで心配り行き届いた配役、繊細かつ明朗たっぷりの日活らし…
結婚と幸せと女性の自立
幼い頃からの様々な出会いを回想しながらこれからの自分の生き方を決めてゆく
時代から考えるとかなり前衛的な話ではないかと思う一方、結婚が極当たり前な時代だからこその悩みとも考え…
22.07
女・結婚・家庭、をテーマに芦川いづみ主演作。
いつもの日活ならオトボケありの明るい作品も、芦川いづみ主演ならではの女目線で向かい合う硬派な出来栄え。
この時代の、結婚というテーマと女…