流離の岸の作品情報・感想・評価

『流離の岸』に投稿された感想・評価

YAZ
3.7

北原三枝の観る

幼い頃に再婚した母に捨て
られた同然の千穂。母とは
別に暮らし高校卒業目前に
して友人の兄と出会うが

新藤兼人 監督と脚本
高校卒業までが飛び飛びなので分かり難
いが実母とはほぼ…

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夫に裏切られた母。母のようにはなるまいと思う北原だが、彼女の前に現れた男は、やはり不実な人間だった。ラストは自己犠牲の行為か。
ぺろ
3.4

ヴェーラにて。新藤兼人が監督・脚本のなんだか妙なメロドラマ。北原三枝がすっとして瑞々しく美しい。幼少時から頑固で封建主義的価値観の外側にいる…そんな彼女が初めて出会う年上の男が三國。どう考えてもロク…

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3.8
このレビューはネタバレを含みます

離婚協議中に別の女性と交際する今作の三國連太郎みたいな奴はまあ現実にもいるよな…と思えるが、それを知ったうえで兄・三國と親友(北原三枝)を引き合せようとする妹が一番怖い。この半ばサイコパス的な行動を…

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3.5

男の行動原理がよくわからない。恋してしまったら理屈も理性も飛び越えて情熱のまま突っ走る、ってこと? 昭和30年代はじめはまだまだ旧くからの考え方が強く残っていたのかな。女性は自分の考えに関係なく男と…

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「僕たちは愛情を奪い合うように育った」

冒頭から何か訳ありそうな状況下でも少女とおばあちゃんのやり取りが面白い。
大人になって『僕妹』展開の三角関係とかになったらどーしよーʔ•̫͡•ོʕとか思って…

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このレビューはネタバレを含みます

(ストーリーに触れています)
56年、モノクロ、スタンダード

ラブストーリーかと思ったら、成瀬巳喜男作品のような展開で、新藤兼人にしては普通っぽい内容(と思ったら原作があって、作者の自伝小説らしい…

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日活、モノクロ、文芸もの
新藤兼人監督作品
出演者
北原三枝、乙羽信子、三國連太郎
菅井一郎、金子信雄、殿山泰司、村瀬幸子、坪内美詠子、廣岡三栄子
明石淳子、二木てるみ、赤木蘭子、斎藤雄一、浜村純、…

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3.0
〖1950年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:日活〗
1956年製作で、太田洋子の小説を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️
なかなか…重たい…作品でした😰

2023年2,377本目

二木てるみの演じた子役の性格そのままの延長上に北原三枝の女高生があり、母乙羽信子と同じ運命を辿る悲恋を新藤兼人が脚本監督した作品だが共感出来ない。実は既婚者だった嘘をついた三國蓮太郎を許せないのは当…

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