ラヂオの時間のネタバレレビュー・内容・結末

ラヂオの時間1997年製作の映画)

上映日:1997年11月08日

製作国:

上映時間:103分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「ラヂオの時間」に投稿されたネタバレ・内容・結末

面白かったけどこれで解決ハッピーエンド😊みたいな終わり方は納得いかない…

 97年公開、三谷幸喜の初監督作。
 何となくちゃんと観ておらずスルーしてきましたが、三谷作品らしいドタバタ群像劇でした。

 真面目な人が真面目な故に次々と理不尽なヒドい扱いを受けるとゆー笑いは、以前なら楽しめたはずなのにいまでは只々ヒドいヒドいと感じるばかりでなかなか笑いへ結びつかなかった。
 自分の感性が変わったのか。時代のせいなのか。
 しかし最近の作品と比べたらまだ全然おもしろい。
 鈴木京香もたいへんにステキ。
ラジオの生放送って、ここまでではなくても本当に毎回わちゃわちゃがあるものだと思う、とわたしも一時期生放送ラジオに関わっていたことから思います。
今回もいろんなドタバタの末に心温まる結末で、三谷作品らしい素敵な素敵な映画でした。

ラジオにしても、映画もドラマも舞台も、きっと何でも、その作品の裏側に、別のリアルなストーリーがあるものなのかもしれないなと思った。

とくにクライマックス牛島さんが「自分の名前が載ることをいい思いで見られないことの方が多いけど、いつかみんながいいと思える作品を作れる日を信じてやっているんだ」というセリフは三谷さんの本音、もしくは少なからず感じたことのあるものなのではないかと考えてしまう。そして途中対立しているように見えた牛島のこのセリフに触発されたかのように、工藤が行動を起こすという流れも良い。

三谷幸喜さんが作った「振り返れば奴がいる」が意に反してシリアスにされたという実体験からこの映画ができたそう。きっと制作現場って本当にこういう作家の意に反することってたくさんあって、ここに出てきたセリフはすごくリアルなものなんだろうと思う。そしてそれがこの映画みたいに、必ずしも良いことに結びつくばかりでなく、最後まで納得いかないことの方が多いんじゃないかとも思う。
それでも三谷さんが実体験からこの話を書いたというのは、三谷さんが制作側の裏事情に理解を持っていて、関わる様々な立場の人の思いや事情をちゃんと汲み取っている証拠なのではないかと思います。作家としての目線しかないのではなくて、色んな人の立場を見ているという視点があるから、こうやって素敵なお話が作れるんだろうなと思っています。
・オープニング長回しの混沌とした感じが、この作品を象徴してる
・作品もこの映画もハッピーエンドで良かった
・大空港と比較して、コメディというより、現実寄りの理不尽が繰り広げられているように感じた。90年代だからかな
もーーー爆笑!!笑
特に笑ったのは、作家の旦那さんが本番中に喋っちゃったところ!!笑
なんか、みーーんな若かったーー
そして、三谷さんワールドすぎたーー😂
絶対最後まで見てほしい。笑
最後の最後まで面白かったから笑
たぶん3回目。三谷幸喜組がたっくさん。西村まさ彦さんは王様のレストランそのもののキャラだよね。何回見ても楽しめる。みんなな家とは違う楽しさ。
「ドナルドマクドナルド!」とあてつけがましく言うところが一番笑った。
全編ラジオ局の中で展開される密室コメディ。
生放送という設定からかテンポが早くて登場人物がものすごい勢いで喋りまくり、状況も刻一刻とめまぐるしく変わるので、一切中だるみもなく物語は駆け抜けます。

お馴染みの三谷組に加え
井上順(調子の良いおじさんの演技上手すぎ)
細川俊之、布施明(エンドロールの曲歌上手すぎ、声量ヤバすぎ🤣)という豪華すぎる主要キャスト。
特別出演も豪華で宮本信子の使い方w
渡辺謙は唯一のリスナーで少し感性が変わってるトラックの運転手😅
古畑任三郎好きからしたらたまらない
桃井かおり演じる中浦たか子ことおたかさんが登場するのでこの物語は1994年4月以前のお話。

特に面白かったのは
マシンガンといえばシカゴという謎のこだわりと
おヒョイさんが自分で頭バッシバシにしばくところ🤣

映画でラジオドラマの放送の裏側を描くというニッチな世界を見れただけで幸せに思える作品。
なんだよ!!イライラする!な人たちがとにかく出てくるのに、西村雅彦の途中に挟まれたり最後に呟く言葉を聞いて、渡辺謙のラストに行くともうなんでもいいわって中の人みたいな気持ちになった笑

途中のイライラ度合いは半端じゃない

唐沢寿明はじめ、ほかの職種も、のっ子を除いて(いや、のっ子もわがままだったけど最後はやり通していたか、、)仕事にどんだけ責任感もててる人たちなんだ、大人はここまでいけるのかと思った。内容はめちゃくちゃだけど全員が仕事をやり通す姿は一つの意味で捉えるとかっこいいかもしれないなあ

これが公開されてるのは就職氷河期の頃らしいけど、今もわりとそうゆう意味では近い時代
そんな時にこれを見るって仕事ってなんだって改めて考えられるような気もするな
再視聴。
この映画は三谷さんが脚本を書き換えられた経験が基になっているそうです。
なので?最後、劇中で脚本を書き換えまくったバッキーさんには天罰が。

それぞれ異なった立場で、更にウラとオモテがある登場人物たちです。
イライラする時もあれば、憎めないと思うような瞬間もありました。
それまで脚本改編に係る周囲の身勝手さにイライラしていた自分も、立て篭りの場面では・・


これはハッピーエンドなんですかね。ダンケ。
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