選挙のごたごたや細野晴臣氏ロンドン公演の後に鑑賞してこういうことよなあ、と思った映画。
誰も自分をファーストに置いてないし、努力で“ハシゴ”をのぼったり。
そこに“日本人”としての“こころ”があるん…
なんだこの映画…。基本はラーメン屋タンポポを行列店にする話だけど、白いスーツの男(役所広司)の謎エピソードや、会社の偉い人を差し置いてグルメな平社員が生き生きと高級料理を注文したり。ハチャメチャ極ま…
>>続きを読むやはり工夫の凝らされたバカ映画はすばらしい。細やかな食に関するスケッチの積み重ねで生きるための食事、嗜好品としての食事など様々な食べることのかたちを克明に表現する伊丹十三という男の監督としての優秀さ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
食べることは生きること
母ちゃんが作った最後の飯だ
あったかいうちに食え
「屍はただ⾒られている。私はただ⾒ている。⾒るということ、ふだん何の意識もなしにしているとおり、⾒るということが、こんな…
伊丹十三って、その昔はあまり得意ではなくて観ていない作品も沢山あるけど、
60過ぎたらなんとなく抵抗がなくなったので、BSCSで放送されていると観るように。
これも初めてみたけれど、今となってみれば…
伊丹十三作品初鑑賞
正直、面白すぎた。
とにかく、メシがうまそう。
本筋とは何の関係もない「食」に関する小話を挟みながら進んでいくんだけど、どの話も面白い。
チャーハンの話が特に好き。
役所広司…
庭のたんぽぽ抜きをしながら夫が「たんぽぽと言う邦画見たことある?アメリカでは有名だよ」と会話になったので(オタク気質な所があるから実際にアメリカで有名かどうかは不明笑)鑑賞!
久々に心じんわりな感じ…
西部劇みたいなノリのラーメン映画だけど、全体にぬめっとした気持ち悪さが漂うから、シンプルラーメンも濃厚に見えてくる。
一見別に要らなそうな別エピソードも、それがあることでそのぬめりがより濃くなるし…