原作好きで観てみたけど、マーク数少ねぇ〜〜〜〜〜!83人てアンタ……!!!
冒頭と所々でのナレーションは殆ど原文のままだったが、あの文章を読んだ時の感動が耳で聴くとかなり薄れる。やはり三島文学は文…
このレビューはネタバレを含みます
三島由紀夫原作ということをわすれ。よろめきドラマとだけかんがえれば非常にスリリング。中平康新藤兼人黛敏郎。三國連太郎安部徹西村晃。このクセツヨダブルトライアングルにふさわしく前半はであってはよろめき…
>>続きを読む旧華族出身の28歳既婚女性が主人公。若い頃に恋心を持った独身男性と再会。淑徳そのものだった彼女は背徳の不倫関係にはまってゆく…。当時社会的ブームを起こした三島由紀夫同名原作の映画化。倫理的な関係か不…
>>続きを読む冒頭から月丘夢路の三面カット来てオー中平康となる。物語の内容としても、道徳と背徳のあいだで引き裂かれ、結局何がしたいのか誰にも伝わってない彼女のキャラクターに合致した演出だった。
鏡像という意味では…
当時「よろめきドラマ」という流行語を生んだ三島由紀夫の小説を映画化したもの。
ナレーションをふんだんに使うことで主人公の不可思議な(三島由紀夫特有の-)心理の動きや葛藤を説明することに努めているが、…
原作は昨年読了済。
起雲閣を訪れたとき熱海遊覧の相手が好きだというのでこの夏は三島由紀夫に凝ってみようと思い…拝見。
流石に三島の文学は再現できないか。そもそも原作の解釈版とでもいうべきなのでわけ…
本当に美徳がよろめいただけで終わっていた。道徳的観念が転換してからずぶずぶの関係になっていくからこそ、ラストの手紙が効くのだと小説の良さを発見。映画版は旧態の価値観の描写が多めだった。
小説を読み…
このレビューはネタバレを含みます
原作:三島由紀夫
"美徳のよろめき"...なんてお耽美な響き。
上流階級の夫人が邪恋に溺れ堕ちてゆく、文芸作品らしいナレーションも味わい深い中平康 監督作。
ただ不倫の果てに(接吻までですが)…