原作は菊池寛。モガだのモボだの言葉で知るより、当時の映像があるなら一発で理解できるのだから、保存はちゃんとしておけよ松竹よ。それとこれは全く個人的だけど白黒(モノクロ)の映像には結構慣れてるし、アニ…
>>続きを読む少し実験映画のような演出が目立つ。
冒頭の夢のシーンで繰り返されるカメラの動きや結婚式での目が回る演出が面白かった。
また専務のゴルフや伊豆などのシーンでは、景色が非常に綺麗だった。
ただ、字幕…
タイトルとその時代のキャストに惹かれて視聴。つかみが夢から始まってその演出にグッと引き込まれた。カフェの影演出エロい、映像トーンがセピア、あお、あずき色、グリーンetcに切り替わってく。1929年、…
>>続きを読む清水宏の映画が大好きだ。
ストーリーは単純だったり、古臭くても、清水宏のワンカットやワンシーンにやっぱりいいなあと思ってしまう。
私にとって清水宏の映画はシュークリームみたいなもので、中のクリームだ…
上司の邸宅でその子息に猟銃の玩具の銃口を向けられ、思わず身を隠す八雲恵美子が、『その夜の妻』では二丁の拳銃を刑事に向けることになるとは。
中間字幕の背景にある、長方形から球へと向かう一本の曲線、ダン…
約100年前の日本映画なのに今の日本よりお洒落な街並みと、ファッション。(インテリアも!)
音楽もなしのサイレントなのでなかなか好みが分かれそうだけど、とにかくお洒落。
口は動いてるけど字幕はでな…
清水宏監督初期サイレント映画の水準の高さを思い知らせる菊池寛原作メロドラマの傑作で、セピア色や青色に彩色された映像の瑞々しさは秀逸。カット割がキレキレで、カフェの背景の影絵の巧妙さ、クローズアップさ…
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