セリーヌ・シアマ監督のつくる作品がとても好きだ。『燃ゆる女の肖像』では生理になった女性のおなかを小豆(?)で温めるシーンがあったが、それをみてはじめて私は「昔の人にも生理があったんだ」という当たり前…
>>続きを読むマリーはフロリアーヌをじっと見つめる。座りながら、水の中から、窓の外から。マリーから見えないフロリアーヌは観客からも不可視の場所に隔てられている。フロリアーヌが何をしていて、何をしていないかは、マリ…
>>続きを読む大人の階段を登る。若いから棘がやわらかい。好奇心と現実逃避。アバンチュールのあとの虚無感と不安。燃えたぎる生命力と性欲があっても不意に遠い死について考える。私も天井を見ながら死ぬのかな。
くれなゐ…