気狂い病院。
鉄格子を挟み、どっちが内でどっちが外なのか。
この映像感覚には覚えがある。
エイゼンシュタインか、フリッツラングか。
そう言えば、時代は大正から昭和に移る変わる同時代。
そして、四…
狂気の内面を可視化した実験作
衣笠貞之助監督によるサイレント映画で、日本の前衛映画の代表作として知られている本作。舞台は精神病院。物語は、病院に囚われた患者たちの視点や心象風景を中心に展開され…
大正時代(昭和元年)の無声映画。実際は「狂つた一頁」が正解じゃないですかね。キヤ〇ン的な。
吃驚したのが、日本映画初のアヴァンギャルド映画と言われる99年前の作品であるのに、ちゃんと映画的技法が駆…
日本初のサイレントホラー映画、らしい。
ただただ怖い。
最近のホラーに見飽きてる自分には逆に新鮮だった。
現実なのか、患者の頭の中なのか、難解すぎるストーリーが全体の不気味さを増幅させてる。
も…
ドイツ映画が主流の時代、この映画は歴史的価値は高いだろう。だが、僕の印象は視覚的アプローチに頼りすぎていて、全体的に印象の深度が足りず、揺さぶられることもなかった。能面の舞踏もいまいち迫力が足らなか…
>>続きを読む最初観た時は、字幕が無いというのもあってよく分からなすぎてずっと呆然と眺めていたけれど、観終わった後あらすじを読んで見るとこんな内容だったのか...って驚いた
字幕がなくなった結果より映像が気味が悪…