燈台守の作品情報・感想・評価

燈台守1929年製作の映画)

GARDIENS DE PHARE

製作国:

上映時間:82分

3.8

『燈台守』に投稿された感想・評価

4.0

草地で民族衣装姿の男女が農作業に従事し、あるいは男女が語らっている。女たちは尖った白い帽子を被っている。舞台はブルターニュの海岸地方らしい。陸地の人々と燈台守たちが交互に描かれる。あたかも此岸と彼岸…

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ジャン・グレミオン作品における燈台の頻出。
どこか映画の「映写」も想起させる、間断的に光をもたらす燈台の機構が、長回しで何度も映される。

そして、『曳き舟』の綱もそうであったが、陸上と海上を完全に…

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3.5

光の点滅、海の波、繰り返される回想とか繰り返しによってこちらも幻覚を見ているような感覚にしようとしてる。それよりも催眠術のように作用して眠りに誘われる。その中でもサイレントなのに音が聴こえてくるよう…

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煙
3.8
差し込みショットもいちいちかっこいい。緊張がずっと続く。『ペサックの薔薇の乙女』みたいな衣装、と思って画像検索したら全然違った。
寝てしまった……

投身せんとするとき、カメラに手をついていたのは笑ってしまった。

終盤、お父さんが扉?で見え隠れするショットは良かった。
tm
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2025/06 シネマヴェーラ渋谷にて 35mm 20fps上映

狂犬病の犬がヤバい。

荒ぶる海のカットがエグい。
波、波、波、顔、犬

ピアノ生伴奏付きでみれて更に怖かったです。

ライトハウスみてないけど、きっとコレに触発されたんだろうなと俄かにおもってたら…

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2021年182作目

ライトハウスの元ネタ映画。

初の無声映画でしたが、
結構楽しむことが出来ました。
かなりセリフも少なったので、
日本語字幕無しでもいけます。

ライトハウスと同じく灯台守の…

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以降のグレミヨン作品にもあるような説明的なカットもそこそこ目立ちはしたけど、灯台に着くところとか構図に力が感じられるカットも多数あったので、グレミヨンの中では好きな部類の映画。

しかし自身の2作目…

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[衰弱し発狂する灯台守の親子] 80点

ブルターニュ沖の孤島で一ヶ月間燈台守を任された親子が、故郷に残した妻/恋人を思いながら静かに発狂していくという、明らかにロバート・エガース『The Ligh…

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