昭和5年に製作された無声映画。物語の最初と最後は消失してしまっていて文章での説明になっています。
主人公のすみ子さんはめっちゃ別嬪さんですがその他の登場人物は小汚い人たちばっかり…。だけどその脇役の…
物語の要となる部分が欠落してるということで長い間見る気が起きなかったが面白かった。当時の日本映画、それも帝キネという会社の事情を考えると断片でも見れるのが奇跡と言える。 社会が荒廃すれば人心も荒み、…
>>続きを読むもともとが舞台戯曲、しかも当時流行していた傾向映画なんでちょっと展開はとってつけた感が否めない。
それでも最初の子沢山の叔父宅の描き方や、曲馬団、県議会議員の女中たちの大げさなリアクションは今からみ…
おもしろかった。創作物のフォーマットみたいなものってあんまり変わらないんだな。というかこの辺りの雰囲気をずっと使い回してるのか。
サーカス団あたりで少女椿を思い出し、養護施設から女中になった先の奥様…