愛しくも、偏愛止まない私的傑作!クセ者俳優たちを適所に配し、重厚且つリズミカルに演出した岡本喜八監督の快作。大雑把な物語を凌駕する圧倒的な美学、真白な雪に滲む青色と赤色の流血、名画座で瞼に焼き付いた…
>>続きを読む岡本喜八監督目当で鑑賞。
陰謀論ベースで荒唐無稽な感じではあるけど、事前に思っていたほどではなかった。ツッコミどころは多々あり。特にラストのクリスマスでの展開はなんのことやらと。
仲代達矢の演技が印…
・今現在、この映画が作られれば、荒唐無稽のダメ作品だろうが、当時は、岡本喜八監督、倉本總脚本で、超豪華出演陣から想像するにかなり頑張ったようだ。
・SFながら、宇宙人もUFOも出ない演出。
・作品内…
世界各地で青い血を持つ人々が見つかり、表には出ないものの大きな問題となっていた。そんな状況に関わる者たちを描いた昭和50年代製作の政治色やメッセージ性が強い国産サイレント系SF映画でした。当時はSF…
>>続きを読む★血液が青い人が出現。じわじわ増えていく。人間なのか宇宙人なのか、宇宙人とすると目的は何なのか?
◯不穏さがたまらんし、テンポも良い
◯人類の血が段々青くなるの、怖いな
◯マイノリティーがマジ…
テーマが広がるならいいのだけど、血が赤か青かってところだけを堂々巡りしているような感じで話が進まないのに2時間13分は長く感じた。キャストは豪華なんだけど。
「特撮なしのSF」とかいう紹介もあったけ…
UFO目撃と共に世界中に囁かれる青い血の噂。特撮を用いぬ倉本聰SFはしかし実像が見えないからこそひりつく陰謀劇へと膨らんでゆく。血の色が異なる他に何の害も為さぬ人々への疑心が尋問、収容、実験、果ては…
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