原作と違い、メフィストは悪魔ではなく、正体不明の高利貸しになっている
より現実的で現代的な形での翻案
堅実に仕事をする父親との確執など
ファウストの満たされない衝動の描かれ方は、
資本主義批判とし…
以前見た「太陽」は画が貧相だしセリフも何言ってるかわからないし何が映像美だよ…なんて思ったけど完全に見る目のなさが露呈した。角に丸みを帯びた変わった画面サイズとカットごとにつける変化が面白くて、それ…
>>続きを読む場面ごとに絵画に出来そうなくらい惹きつけられる絵だけど、観るのにすごーく疲れた。さっさと契約して乙女奪って雲散霧消してくれ〜と何度残り時間を確認したことか。
キモい(芝居がかったもちゃもちゃした奇怪…
①2021/08/30 DVD
②2021/08/31
ロシアの巨匠アレクサンドル・ソクーロフ初鑑賞。
第68回 ヴェネチア国際映画祭にて金獅子賞受賞作品。
かつてドイツに実在したといわれている…
アスパラガスとタンポポの精油をハイエナの肝臓と混ぜると出来上がっちゃったホムンクルス(人工生命体)。
ワーグナーが興奮してハイエナの肝臓とですよ!と強調する所が人間を生成するには欲望が不可欠と感じて…
お尻に小さな突起物があることを除いてはただの老人でしかない悪魔。
第七の封印の死神を思い出したけど、こっちには人間的ユーモアがあって、卑しくも可愛いらしい。
少女がファウストの部屋に入り、見つめ…
ファウストは全く知らないままで観た。
綺麗で非日常的なシーンがたまに挟まっててそれ自体は好き。
冒頭のシーンは飽きないし、洗濯場は印象的で美しい。
悪でも善でもない高利貸しも心理を突いてて嫌いじ…
”メフィストフェレス”という名称を避けて、あくまでも人間の高利貸しという設定なのが斬新。
洗い場(?)のシーン等、悪趣味で視覚的に楽しいけれど、
基本的に登場人物全員が人間の醜さを露わにしてる感じな…