不良少年を更生させる熱血教師ものという話ではあるのだが、物語が教師側の視点のみで構成されるという一方通行な感じで違和感がある。非行少年を純粋な社会問題として捉えていて、更生の見込みのない生徒が最終的…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
破天荒なカリスマ教師が学校を改革するのではなく理想を掲げた教師が次々と挫折して生徒と共に成長していくのがよかったです。
他の先生も何気に影響受けてたりとか。
人種問題を絡めているのもリアルで。
み…
少年の更生の過程がだいぶ理想的じゃないかとは思う。金八先生とかGTOみたいな系統の大本だったりするのかな。かなり教師側の人間性を感じるいい脚本だと思う。過剰なまでにスモークを焚いた演出はニューヨーク…
>>続きを読む非行少年の跋扈する学校に赴任した新人教師の奮闘を描いた作品。
授業崩壊だけでなく教師に対する暴力や執拗な嫌がらせが多い中真摯に向き合う姿勢は良いが、不良更生の教育的な側面が目立ち物足りなかった。
戦…
多国籍に分断された教室内。非協力的な職員室。
『フリーダム・ライターズ』ってほとんどコレのリメイクに近いな。
そういう映画の不良生徒役にシドニー・ポワチエがいるというのも運命的。
(本作のオチは現代…
問題児が多くクソの吐きためみたいなクラスに新しく着任しすることになった教師のダディエーと生徒達の争いの火蓋が切って落とされる。
着任はじめ早々から女教師へのレイプ未遂が起きるし、バーで飲んだ後に生徒…
70年弱前の作品、というフィルタ越しに見てまっさきに思うのは、映画という表現形態の(文学や絵画、音楽、演劇etc.,に比べたときの)歴史の浅さ、です。
物語に核は在るのに、語り口のつたなさのせいで7…
海軍帰りで腕っぷしの強い国語教師が荒れ果てたジャングル状態の男子校へ赴任する。生徒の中でもボス格のシドニー・ポワチエは丹念に描写されていて後の『いつも心に太陽を』を観ると感慨深い。
暴力には暴力で立…