赤・赤・赤。
鮮烈な赤のイメージ。
悪意であり血であり嫉妬であり悪魔のような赤。ずっと不穏なままヒリヒリとする描写はリン・ラムジー監督らしくてワクワクしました。
母親だけに反抗的な態度を取る息子。…
最初から最後まで、主人公を一番美しく描いてる。美人なママ、かわいい妹が映っても、主人公はまだかとソワソワした。
私が、サイコパスへの理解が足りず、主人公が暴力性に目覚めた過去を追いかけてしまったけ…
ひぃ!なんて子だ!!
って最初思ったけど
"こんな事しても僕の事愛してね、ママ?"
っていう愛されたい願望を歪んだ形で表現してしまう息子に見えた…私には…!
あのシーンのケビンの言葉はこういう…
子供の自己形成で0歳〜3歳までがいちばん大切だと私の主治医が言っていた。
やっぱり産んだことへの後悔や母になることの不安がケビンには伝わってたんだろうなと思う。母のせいで骨折したけど母は悪くないって…