まず、「We need talk about Kevin」という原題に「少年は残酷な弓を射る」と訳を与えた方の文学的センス🪽
「ケビンについて話そう」では削ぎ落ちてしまうこの映画の湿度、狂気性、そ…
胸が痛くなる作品だった。
あんな小さい時から母親だけ憎む理由の答えが欲しかった。
もうそれはそれは母親だけ精神的に追い込んでケヴィンが憎い!
なのに母親はケヴィンを見捨てず逃げず最後まで向き合うのが…
『行先は分かってる 地獄に堕ちて永遠に呪われるの』
『慣れるのと好きなのは違う ママも同じでしょ』
『“どの的もまるで ハリネズミのようだった”』
️📝 𝑺𝒖𝒎𝒎𝒂𝒓𝒚 📕
自由奔放な作家と…
このレビューはネタバレを含みます
明らかに重そうな内容で見るのずっと悩んでたけどやっと鑑賞。
想像通り、いや想像以上に重かった...
年頃の息子がいるだけに余計にぐさっときた。
家族でも相性ってあるのおもう。
理解できないと感じる…
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映像が鮮烈
息子の不可解な悪意が強すぎて…まさか父まで手にかけてるとは思わなくてただのサイコパスってこと??全て母への嫌がらせなの??当時強くあったはずの動機も服役で落ち着いてみたらわかんなくなった…
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赤や白のカラーは安直なメタファーにもみえるが、徹底して母親目線で描かれるということに気合を感じる。
全く息子がわからないのも良い。
被害者遺族であると同時に加害者遺族であるという哲学にも及んでいた…
このレビューはネタバレを含みます
ひたすらに映像美。
この映画一番のメッセージは、「愛と憎しみは紙一重」だと思う。
結局二人は親子で似た者同士だった。
ケヴィンを理解できるのは母だけだったし、母を一番理解していたのもケヴィンだった…