このレビューはネタバレを含みます
小学生くらいの子供の視点から撮られた作品が大好きで大体高評価なのだけれど、これは本当に傑作。
ぼけーっとした小学3年生の信雄は町の人間をよく観察している。おじさんのギョッとする耳、車に轢かれたおじさ…
子どもがその無垢な心いっぱいに感じた、ある夏のさまざま。寝たふりをして親の会話に聞き耳立てたり、盗み見をしたり。大人の言うことがわかるようなわからないような、この感情はなんなのだろうというようなノブ…
>>続きを読む歴史、戦後の時代背景、なぜ水上生活者がいるのかなど
学生時代に大人たちが教えてくれなかったこと、ちゃんと学びたいと思った
子どもは子どもながらに触れてはいけないことを分かっているし、最後にキイチが出…
高度成長期のおじさんと言えば、食堂に来ていたようなデリカシーのないイメージがありまして…。(本当勝手なイメージですいません💦)のぶおのお父さんが人の気持ちを察する、できる男、お父さんなのがすごく救い…
>>続きを読む戦後10年の経済成長はじめの大阪、子供目線からの格差社会
子供に罪はないから子供同士は遊ばせるよね
そう言えるお父ちゃんが優しい。
子供たちに差別なく優しくしてあげるお母ちゃんも素晴らしい。
そん…
のぶちゃんのお父ちゃんお母ちゃんが
素晴らしい。
そして昔は今より人の死を
身近に感じられたのだろう。
銀子ちゃんの「石鹸の匂いがする、のぶちゃんのお母ちゃん」がとても切なかった。
銀子ちゃんの…
昭和31年大阪。
わたしが生まれるわずか5年前にはまだこんなに戦争の爪あとが残っていたなんて思わなかった。10年の間、人々はもがき苦しみ必死で命をつなぎ生きて来たのだろう。銀子ちゃんの「石鹸の匂いが…
木村プロダクション