このレビューはネタバレを含みます
原作を読んでめちゃくちゃ面白かったので映画も見てみたががっかりだった。
限られた時間に収めないといけないからか、ミステリーの部分は説明を端折りすぎて、原作を読んでない人からしたら訳が分からないと思…
定年を控えた刑務官、南郷はとある人物から死刑囚の冤罪を晴らす調査を依頼される。その死刑囚は事故で犯行時の記憶を無くしており、状況証拠だけで犯人にされてしまったのだ。記憶にあるのは階段のイメージだけ…
>>続きを読む〖小説実写映画化:ミステリー〗
高野和明の小説を実写映画化で、死刑確定囚の冤罪を晴らすために奔走する仮出所中の青年と刑務官の姿を描いたミステリー映画らしい⁉️
たぶん…本で読んだ方が面白かったのかな…
教誨師の存在や死刑執行の流れなどを知ったのは、この作品の原作だった。
分厚い本で、どよーんと重苦しい気持ちになりながら数日かけて読んだ。
またあんな気持ちに…と覚悟の上で映画を見たらめっちゃライト!…
原作読んでからみたけど、ストーリー通りに表面だけをずっとなぞってる感じが続き、あんまり感情を揺さぶられなかった。
なぜこの物語の主役が刑務官と殺人犯という設定なのか、そこが肝だと思うのに活きていない…
反町隆史が、はじめは誰かわからなかったくらい、いつものチャラい?雰囲気を消していて良かったが、だんだん戻ってしまった感じで残念だった。
ストーリー展開は面白いのだろうが、無理のある運び方に思えた。…