教誨師の存在や死刑執行の流れなどを知ったのは、この作品の原作だった。
分厚い本で、どよーんと重苦しい気持ちになりながら数日かけて読んだ。
またあんな気持ちに…と覚悟の上で映画を見たらめっちゃライト!…
原作読んでからみたけど、ストーリー通りに表面だけをずっとなぞってる感じが続き、あんまり感情を揺さぶられなかった。
なぜこの物語の主役が刑務官と殺人犯という設定なのか、そこが肝だと思うのに活きていない…
反町隆史が、はじめは誰かわからなかったくらい、いつものチャラい?雰囲気を消していて良かったが、だんだん戻ってしまった感じで残念だった。
ストーリー展開は面白いのだろうが、無理のある運び方に思えた。…
冤罪の可能性がある死刑囚を救うため、その事件の真相を洗い直す仮釈放中の青年と定年間近の刑務官の物語。
死刑囚に死刑を執行する側の目線ってあんまり描かれてない気がするから、そういう立場もたしかにあるよ…