休暇の作品情報・感想・評価

休暇2007年製作の映画)

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

3.6

「休暇」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

死刑執行について調べてたので鑑賞。

罪人の罪に関して一切触れてないところが「罪人だから死んで当たり前」「刑務官なんだからさっさと執行すべき」という固定観念ではなくて、執行される人、あるいはする人を一度「自分たちと同じ人」としての視点で観て、じゃあ自分は死刑についてどう捉えるのか考られる一本だった。

死刑はありかなしか、偏ってない作風だからこそこの問題は難しいなあと思ってしまった。
ばば

ばばの感想・評価

3.8
地下鉄サリン事件の受刑者の刑が執行されて、日本で死刑制度の是非が話題となっている中での鑑賞。日本では死刑制度を肯定する人が全体の8割に上る。でもみんな死刑ってどういうものなのか知っているんだろうか。俺自身は死刑制度についての是非を決めかねているけれど、人の死ってところに人間が立ち入ることの難しさは何となくわかる。

この映画、ストーリーの背景はいろいろあるけれど、死刑がどういうものかを知るために良い助けになると思う。授業で使いたいなと思った作品。
sorablue

sorablueの感想・評価

4.0
死刑について結構重いタッチで描かれている作品。文章で書くより観た方がいい作品。
Hiros

Hirosの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

絞首刑をかなりリアルに描いた映画。
執行直前の震えの演技がリアルすぎる。実際にこの職業のキツさがうかがえる。
下の角度から床が抜け落ちるシーンは相当ドキドキした。
euchre

euchreの感想・評価

3.5
授業で鑑賞した。
こんな仕事もあるっていう衝撃。
死刑が執行されたニュースを聞くと、この映画の主人公を思い出す。
くぼち

くぼちの感想・評価

3.5
授業で観たやつ
死刑執行当日ってこんな風に過ぎていくのか…っていうのがよくわかった
FMK

FMKの感想・評価

3.6
小林薫さんが好きなので鑑賞。
近年の西島秀俊は渋いイケメンおじさんの立ち位置にいるが、この作品の獣のような役の方も合っていると思う。何より役者なのだなと思う。
作品全体としては、特別大きな波があるわけではないが緩やかに締められるような感情に陥る。
Take568

Take568の感想・評価

3.1
新しい生活に踏み出す為に志願した職務。
終わりと始まりの物語を象徴する様に描かれる蟻。少し鬱陶しいくらい執着した描き方の蟻。
房の隅に立つ老夫婦。

最期の為の清掃。職務で行う清掃。
最期を告げるいつもと違う足音。
最期を送ったその腕で、未来を抱きしめる…。
心情や行間を映像に置き換える巧さと限界。

盛り上がりはないけれど、余韻の残る作品でした。
死刑囚の金田の情報は観客には一切伝えられない。面会の言葉も無ければ、遺書も白紙。

おそらくそれは観客に、死刑囚の金田を1人の人間として見てほしいための演出なのだろう。(普通なら死刑になるほどの罪を犯しているわけだから)

それならば、平井(刑務官)はその命と向き合い家族を引き受ける覚悟をもっと持たなければならない。子供も金田と同じ絵を書いていて、金田の命を引き継ぐような隠喩が演出されているからだ。

だからこそ休暇との引換えに意味が生まれるはずだ。

しかし最期まで平井は只のヘタレで、全てから逃げていた事が、再婚の妻(大塚寧々)にバレてしまう。

妻の強い覚悟が救いな訳だが、その結末だといままでの演出が生きていないよう気がした。
みー

みーの感想・評価

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死刑囚も人間。
また、死刑を執行する刑務官も人間。

日々の極悪非道な殺人事件のニュースをみて、犯人に憎悪がわき「こんな殺人者!死刑になればいい!」
って思ってた。

この作品の死刑囚とされる彼がどんな罪を犯したかはわからない。
ただ物静かで、蟻を殺すこともしない。
彼に憎悪という気持ちが湧かないままその日を向かえてしまう。

死刑とは。
純粋に考えることが出来たように思う。

死刑を執行する人達の苦悩を感じることができたし、活きるとは人と向き合うことなんだと感じる事ができた。
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