死刑執行の支え役になることで1週間の特別休暇がもらえるという。単に「休暇」というタイトルからは想像できなかった。
主人公は自ら申し出て得た休暇を子連れの相手との新婚旅行に使う。
ほぼ淡々と進む演出の…
命と家族を、静かに、重く見つめた人間ドラマ。
支え役を務めることによって得られる1週間の特別休暇。
刑の執行の翌日に結婚式を控える刑務官の平井(小林薫)と
350番・金田(西島秀俊)を軸に、
刑…
語りの少ない映画です。けれども行動からたくさんのことを読ませてくれます。
命や営みそのものの話であり、あくまでも刑について意見を述べる作品ではないと思います。
後半、西島さん演じる死刑囚の遺書を…
死刑執行と結婚と。若手は簡単に休暇がもらえるなら、なんて言ってしまうけど、そんな簡単なことではないことは容易に想像できる。それでも名乗り出たのは命を軽んじたのではなく、その後の人生に対する覚悟ではな…
>>続きを読むずっと前から気になっていた作品。
西島さんだし、死刑ものだし…急に観たくなってディスカスでお取寄せしました。
死刑執行に携わった刑務官…特に一番の嫌われ役である”支え役”を担当した刑務官には1週間…
【淡々とした流れの中で】
死刑囚と刑務官を描いていますが、テーマを前面に押し出していくような作りの映画ではありません。
この作品を見て私が思いだしたのは、韓国映画『私たちの幸せな時間』ですね。同…
刑務官という仕事と新しい家族。
平井は刑務官という職に就いていることに対し、ある種の後ろめたさがあるのかもしれない。
彼は悪人の近くで働いている代わりにその悪人でさえ同じ人間であり、暖かい人間らし…
なんだこの西島秀俊 インディーズバンドのギターボーカルやってそう
ロウソクとか教誨師とか携わった人に与えられる休暇とか、余計な音楽も色味もなく淡々と描かれてて、あまりにもただそこにある現実すぎて怖か…