ダニエル・シュミット=レナート・ベルタによるドキュメンタリー。ミラノにある「ヴェルディの家」は、ヴェルディが資材を投じて造った音楽家のための老人ホーム。著作権料で運営している。シュミットは、この施設…
>>続きを読むそもそもかなり古典的なシュミットの、懐古的な趣味がつまった作品でした。
というよりも、本作はドキュメンタリーなので、改めてレナート・ベルタは素でこれなのかという驚きが一番大きかったです。
ワンシ…
ヴェルディの想いが建てた
養老院 ヴェルディの家
ここで余生を過ごした往年のオペラ人達の姿
時は無情にも過ぎ去り、老境、そして死
“ここには現在がない、過去の話ばかり”
“何もかも終わってし…
イタリア・ミラノにある高齢者施設カーザ・ヴェルディ
作曲家ヴェルディが音楽家が引退後も生涯に渡って音楽的な生活ができるようにと1902年に設立された
音楽家が一つ屋根の下で暮らす
衣装を着て完全…
館のあちこちで年老いた人々が歌ったり楽器を弾いたりして独自のときを創りあげ浸っているさまは『今宵かぎりは…』の変奏のよう。彼らが送る余生というリアルと、かつての輝かしい過去を"過ごし直す"ことでうま…
>>続きを読むたまには意識の高い映画も悪くない。
オペラの王と呼ばれるジュゼッペ・ヴェルディが自身の最高傑作は自らが作った曲ではなく、音楽家のための憩いの家と呼ばれる老人ホームであったという話を聞いて、なんとま…
『今宵かぎりは…』に近いと思ったなぁ。あるゴツい豪華な建物の中に居る人たち。芸術の世界で生きすぎて最早その概念みたいになっちゃってるみたいなイメージ。やや退屈もしたけど、チャームがある。レナート・ベ…
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