ある映画監督の生涯に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『ある映画監督の生涯』に投稿された感想・評価

大島渚は小津と溝口の違いを聞かれ、“小津は自分の好みを知っていて、その中で映画を撮っていたのでずうっと幸せだったでしょう。しかし溝口は何を撮ったら良いか解らず、一生もがきながら撮り続けた人です。だか…

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錚々たる映画人が溝口健二という人を語っていく、新藤兼人監督製作のドキュメンタリー映画。

平成生まれの自分としては、作品の役でしか見てこなかったスター達の素の部分が垣間見られてそれだけで興味深かった…

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昔の映画人はカッチョいいんですよ。師匠・溝口健二についてのインタビューを自らの足で集めた新藤兼人は弟子として立派すぎる。
弟二郎

弟二郎の感想・評価

4.0

編集イマイチな気もするけどドキュメンタリーの力。あまりにも貴重な証言集。田中絹代の潤んだ眼。曰く「ユーモアがない。」なるほど溝口作品がツボってくれない原因はそこかもしれない。ファインダを覗かない人。…

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ひろ

ひろの感想・評価

1.9
溝口健二を尊敬してない人が撮るとこういう卑しい作品になる。新藤兼人がゴシップ好きなのは構わないが、そのゴシップ根性だけが前に出ている。貴重なインタビューや映像という点があるから、まだ観ていられる。

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