GHQ配下民間検閲支隊CCDのプレスコードを良くクリアしたなぁと思われる、戦後占領期の厳しい検閲に屈しない小津、成瀬と並ぶ溝口健二監督が、浮世絵師歌麿坂東簑助を取り巻く艶やかで業に深い女達を絢爛豪華…
>>続きを読む花魁が美人 溝口作品にしてはちょっと、だが戦後の混乱期というのもあるのかもしれない。
美女をバズビーバークレーのように並べるスぺクタルは意外だった。ラストの包丁を持つ手のシルエットはややあからさま。…
五人の美女の駆引き話かと思いきや歌麿というよりは周辺の痴情のもつれ話という感じ。
ルックスは大原英子が一番美人さんだが所作の艶っぽさではやはり田中絹代がダントツ。
特に三味線を弾くときの色っぽさたる…
【1946年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
溝口健二が田中絹代を迎えて撮った戦後第二作。邦枝完二の『歌麿をめぐる女達』を原作としている。
溝口スランプ期の作品とされる。悪くはないのだが、確…
〖1940年代映画:小説実写映画化:松竹〗
1946年製作で、邦枝完二の小説を実写映画化らしい⁉️
言わずと知れた浮世絵師喜多川歌麿の生涯をって話なんだけど…これが分かりにくい…って作品でした😅
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