デカダンを薫らせながら、大きな力に翻弄される者の悲哀で締めるセンスは悪くない…ものの、主要キャラみんな詩を口ずさむようなセリフ回しなのがややしんどい。登場人物みんな押井守なんだもん、
観る者皆を惹…
雨宮圭も伏のどちらも、相手を騙し、食い物にしようとしたという意味で狼であり、結果残忍な喪失を味わうという点でどちらも赤ずきんなんだよ…!!!!ふたりとも、狼とか赤ずきんとかの前に、どちらも人なんだな…
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ハマる人がいるのもわかるわ。
冷たく機械的なSF世界観。そういう押井守のイメージで見たけど、実はめちゃくちゃ人間くさい話。
登場人物は皆、役を演じて、組織人なり獣なりになりきっているけど、伏や雨宮…
乾いた世界観と抑揚なく淡々と交わされる会話劇はまさに押井守節
タツキ先生のインプットとなった作品のひとつだそうですが互いの立場としてはたしかにデンジとレゼ
チェンソーマンにも伏さんっていたけどこの作…
ベストアニメの一本。この渋さでクオリティのアニメはもう作られることはないであろう手描きアニメの最高峰。背景から動画まで素晴らしい細部へのこだわりにもかかわらず抑制された演出と演技が作品に品格を与えて…
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