ただの暴走族による抗争モノかと思っていたけど、スーパー右翼が出てくる辺りから生半可な映画ではないと気づいた。
主人公、仁のカリスマ性と人間臭さを身体を張って体現する生き様があまりにカッコよすぎる!
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大人への迎合を徹底的に拒否する最高にロックな映画。
仁が愚かだが格好良い。
存在は知っていたが観たのは初めて。
噂に違わぬ面白さであったし、それ以上に圧倒された。
「やってやろうじゃんよ!」
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神話化された暴走の寓話であり、登場人物たちは人間的なリアリティを担保するキャラクターではなく、社会の歪みや時代の閉塞を戯画的に体現する存在として描かれている。重要なのは、作品が「人間の写実的再現」を…
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