対義は必ずしも反転にはなり得ず、反転もまた対義とは限らない。対立する二項のうち一方を「殺す」ことでその対立構造自体を解体し、それは経時的な流れの中に組み込まれていく。本作の台詞を借りるなら、それは「…
>>続きを読む鈴木清順生誕100年リバイバル上映
陳腐なレビュー。
艶かしく美しい。
しかし中盤(金沢)からよくわからなくなってきたぞ😇芝居小屋でますますわからなくなる😇隣のおばちゃんの寝息が聞こえてきて逆に…
カットがいつも美しい。言葉も美しい。
ツィゴイネルワイゼンと比べると描写の奇天烈さは薄くてややポルノ臭くて途中まではあんまりかなって思っていたけど今作は後半に捲られた。
女の情念や、死の儚さをまたま…
難解だった。2回続けて観た。
鬼灯とか橋とか、やっぱりテーマはそこだよなぁってなった。
小屋が壊れるシーンと鬼灯に埋もれるシーンは印象に残る。
泉鏡花さんの本は読んだことがなかったので1冊くらい…
一つ一つの画が美しくて、どれだけ凝って作られたのだろう?と驚いた。特に美しくて好きだったのが冒頭の品子が花束を持って現れ花弁の舞うシーン、ラストの松崎の前で舞台が崩れゆくシーン、品子の沈む水面を鬼灯…
>>続きを読むこの世とあの世の狭間を行き来している様で、夢か現実か危い不穏な雰囲気がまた心地良かった。序盤の「お待ちしておりました」と舟が出てくるシーンの霧と風と空の色が100点満点に融合していて好き。終盤、品子…
>>続きを読む中年男の歪んだ愛情が不幸にした女たちの恨み節。妖艶でエロティック。舞踊の振り付けのような動き。性交や自慰シーンも春画のよう。ロケ地目黒雅叙園は分かった。他を調べたけど鎌倉2ヶ所しか出てこない。セット…
>>続きを読む「野獣死すべし」と「ツィゴイネルワイゼン」を観る機会が続いたのがきっかけで、鈴木清順監督、松田優作主演の本作を鑑賞。
松崎が謎の引力に抗えなかったように、鑑賞している自分も幻術のような映像世界に飲…