陽炎座の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『陽炎座』に投稿された感想・評価

主人公の行動一つ一つが、本当は上位存在の手中にある様が、「ボーはおそれている」に近いものを感じた。途中で演劇のシーンがある構成もまんまそっくり。

むずかったけど面白かった
原宿の神社の境内に銀のドーム型テントを張って上映してた。ここではジミークリフの『ハーダーゼイカム』井筒和幸監督の『ガキ帝国』もやった。
分かったフリさえも出来ないし、分からせる気もないのでしょう。

ただ一枚一枚の絵が印象的でその絵の繋げ方も印象的で。そんな画家がいるように映画監督もいた。

73/110

これまた わかりそうでわからない作品。
とにかく映像が美しいので、それを楽しんでいただけ。

でも、ツィゴイネルワイゼンよりも
ちょっとだけわかりやすく
ゾーっとするシーンは多かった…

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鈴木清順と泉鏡花

この作品では、生と死、夢と現実は、境界の曖昧な表裏一体のものとして描かれる。それを繋ぐのは水と二人の女。
最も象徴されるは、かの有名なシーン。
崩壊してゆく舞台を駆け抜け、背景の…

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耽美で美しい。列車のシーンが大好き。
でも理解は追いつかなかった。
3.9

たった一度の映画体験でも、一生涯忘れることはない。

鈴木清順監督の映画、とりわけ大正ロマン3部作には、そんな記憶に残る画がふんだんに盛り込まれている。

ただ、ひとえに美しいから覚えているという訳…

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4.0

やはり夢と現実の間をさ迷うような奇怪な映画体験をさせてくれた。ただ、難解だから解釈に苦しむシーンが多々ある。シーンの意味はないのかもしれない…
ツィゴイネルワイゼンも男女の愛憎だけど、こっちは女の愛…

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Milan
4.0

魂を預かる
イマジナリーラインを越える

2人の乗る舟をあんなにビタッと停めた撮影方法が気になる

面白い撮影方法や表現、そして綺麗と言うより印象の強い画が続く。鬼灯のシーンや、その後の崩れた陽炎座…

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に
4.0
終盤からの映像は三部作の中で一番好き。
崩れ落ちる舞台、ほおづきに沈む女、無惨絵が鮮やかに背景になるところ。

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