有り得なさと妙なリアルさが絶妙な原爆製造シーン。
今の日本では絶対撮れないアクションと、フェンスの無い屋上の淵でぴょんぴょん跳ねるジュリー。
樹木希林がジュリー好き過ぎる気持ちがよくわかる。
でも…
最後以外はとにかく面白かった作品。
『悪の教典』のように教師がこれといった理由なく個人で原爆製作して、政府に茶々入れてるのは何か怖かった。城戸は明確な理由とかなく只々鬱屈した日々の暇潰しでやってそ…
恋愛要素がない作品を観たくて鑑賞。
よかったけど、ある意味これも恋愛映画だったのかもしれませんね?
多くの人が言うように、主人公が原爆作ってまでやりたいことが特にないのがいいですよね。
印象的だ…
城戸が元々理科教師で原子爆弾に興味あって、バスジャックで人生が変わった、くらいしか見てる間は分からなくて、なにがあそこまでさせるんだろと動機が分からなかったけど、時代背景とか調べて納得。学生運動とか…
>>続きを読む自分が何をしたいのか分からない。
国家を揺るがす爆弾を持っていたって、自分の要求したいことなんてナイターが最後まで見たいなぁなんてよくある願望で。
自分の命をかけているという気概があるわけでもな…
(C)1979 東宝/フィルムリンク・インターナショナル