渡瀬恒彦の凶暴性が発揮した作品。
追悼・松方弘樹の一本。先日、観に行ったシネマヴェーラの企画のポスターデザインにこの映画の松方弘樹の決ポーズ写真が使用されてましたね。冒頭のナレーションがめちゃくちゃ…
手持ちの荒々しいカメラワークで繰り広げられる抗争劇、馬鹿の一つ覚えのように繰り返される津島利章のスコア、脂ぎった獣臭のするギラついた役者たち、まさにこの時代の東映映画からしか得られない養分が詰まって…
>>続きを読む劣化版『仁義なき戦い』。
『仁義なき戦い』にあった、ずっこけ人間ドラマは全くない。話が一直線で、特にひねりもないから、実録もの末期の粗製濫造の一本。
ただ、渡瀬恒彦の狂犬ぶりはかなりのもの。この映画…
前年の『日本暴力列島 京阪神殺しの軍団』と同じ題材。立場を逆の側から描いている。殺伐としたストーリー。渡瀬らの若手のアクションが凄い。アキラ、丹波らも貫禄演技。リンチ場面は牧口雄二が担当。
上野宝塚…
