復讐 THE REVENGE 運命の訪問者の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『復讐 THE REVENGE 運命の訪問者』に投稿された感想・評価

mare
4.0

なにも失うものがなくなってしまった復讐の悲哀を無言の銃撃で語る哀川翔、虚無と絶望で血塗られたドライな復讐劇。「蛇の道」へと連なる黒沢清×高橋洋の掛け合わせは余計な感情を排した不条理に焦点を当てており…

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Qwerty
3.5

平沢たやすく撃つのもそれを引きで見せてくるのもいいな笑っちゃった、全部事象でしかないんだなって
めっちゃ股開いて拳銃構えてるのおもろかっこいい

女性はすぐ退場していくし基本的にホモソーシャル
哀川…

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20250810
U-NEXT
場所を定義する
ジャンルを抽象化し、ロケーションに具現化する
3.7
やっぱ画が良い。他の映画でも全然ある画なのにこの人の映画だと不気味でそれでいて少し綺麗だと思わせてくる。
ハ
4.0
日常の地続きにある非日常、凄惨さに比例しない静寂が却って生々しい。現在の黒沢作品の中に生きるエッセンスを感じた。
ラストの弟を撃ち殺す時の翔さんの表情が最高にクール。
しゅ
4.1

これは凄い面白い。圧倒的エンタメ。
惨劇が復讐になり、結果的に殺し合いになるまでをウェットに頼らずに淡々とテンポよく描く。

小日向文世が殺される場面の長回しについて、奥行きの美学が炸裂していて興奮…

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3.6
絶対に当たらない銃弾。
妻が敵に連れて行かれるところは省略されてるけど、妻が家を出てエレベーターに乗ってアパートを出るところはちゃんと見せてて面白い。

やる気のないガンアクションが一周回って生々しい、おもちゃみたいな命、おもちゃみたいな銃。

黒沢清の映画には廃墟がよく出てくるが、建物というのは人が使っているから廃れずにいられるわけで社会がまったく…

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3.5
奇妙な人間たちと不穏な空気という、いつもの黒沢清映画を堪能できた。
近距離で撃ち合うも全く弾が当たらないというのは笑った。
どういう演出意図なんだろうw
3.5
復讐ものの皮を被っただけで、しっかり黒沢ワールド
脚本が違う人だから、まだストーリーは淡々と進んでいく分、空虚な絵が映える

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