曽根中生が独自の映画美学を究極的に突き詰めてしまったような作品。風紀を乱す女性を粛清するというお題目のもと暴行や殺人を繰り広げるグループとその一派に当初は保護(一方的に、しかも理由は不明)されていた…
>>続きを読む2012年まで封印されていた、さしずめ曾根中生版「十三人連続暴行魔」か。
なぎら健壱の一党(鬱屈した男性性の象徴)が、恐らくは幸福な80年代を謳歌する男女への憎悪から犯し、殺しまくる様を描いた乾き…
いきなり南伸坊のセックスシーンって…最後まで徹底的にスカム&不快なこの映画、ジュリーのおまえにチェックインにあわせてノリノリで撮影するカメラマン役の堀礼文さんだけが輝いている。ギャーって叫びながら下…
>>続きを読むモノマネでしか認識していなかったなぎら健壱の独壇場アナーキーバイオレンスポルノ。妻子持ちの不倫野郎その事実を知りながらもというか知っているからこそ男を求める不純な女、近親相姦の匂い漂わせる仲睦まじげ…
>>続きを読むラピュタ阿佐ヶ谷の曽根中生特集。ラストの1本。
「過激な内容ゆえに公開が自粛された」作品との事で、確かに突発的で理不尽な暴力が描かれているのだけど、スクリーンに主人公のなぎら健壱が大写しされる度に…
ラピュタ曽根中生特集最終週。
「愛しのアイリーン」の古賀シュウを見て、ふとなぎら健壱主演の本作の事を思い出し駆けつけた。
ラヴェルのボレロ、成田の飛行機の轟音、管制塔の声、微笑む女。
曽根節冴え渡…
お蔵入りさもありなんな作品の中、なぎら建壱が光ること。
またしてもラヴェル「ボレロ」の魔曲っぷりを思い知らされる。
アップ長回しでヒロインの感情が溢れ出してからのまさかのエンディングが何気に、か・…
イカれてる...(笑)
スタイリッシュでシュールでコミカルでアナーキー
監督が「殺しの烙印」の脚本をやってるのもあり、スタイリッシュシュールギャグが妙にダサかっこいい笑
やっぱ日活ロマンポルノ…