『仁義なき戦い』により脈動感あふれる演出に目覚める前の、深作欣二作品。
同時に、深作監督がきっちりとした演出能力を持つ監督であるということが分る作品。
脚本はそつなくまとめており、無駄なところがな…
深作欣二なのに
ハズレだわ
脚本が悪い
しょぼいわ
ラストもなーんの捻りも無し
見せ場ひとつ無しの思い通りの展開で終了
音楽は冨田勲
なのになーんも活きて無い
数多くの東映作品を観…
八年ぶりに塀から出てきて背中の刺青には色がなく賭場を開いても招待した幹部は来ず何も変わらなくても死んだ者が浮かばれるために苔の生えた過去に取り残される鶴田浩二。初めは偽装だったが時代に適応して全てを…
>>続きを読むラストショットがイマイチ締まらないが過去と現在の音の対比が痺れる一騎討ちが素晴らしい(扉が開くまでの無音)。ソファ越しの決着から立ち上がる渡辺文雄のショット。回想が緑じゃなく白黒だったらもっと興奮…
>>続きを読むシナリオ自体は昔気質のヤクザが出所してみると・・・という何の変哲もない物だけど
鶴田浩二と渡辺文雄のキャラが新しくしてる
普段なら鶴田浩二が善で渡辺文雄が悪なんだけど
渡辺文雄も善と言えば善なキャ…
脚本が神波史男で、主演の鶴浩が虐げられる湾岸労働者の怒り/暴動を鎮圧する冷静沈着なやくざを演じた実録タッチの任侠映画。
戦後社会の闇に一人佇む一匹狼としての鶴浩が、フランス映画『戦争は終わった』の…
1968年製作公開。脚本神波史男、長田紀生。監督深作欣二。
人物の背景が一部不明で分かりづらいところがあります。
昭和41年。8年の刑期を終え鶴田浩二が出所してきます。昭和33年からの8年は大き…