「車夫」の前に。
加藤泰を初めて観ました。受けた印象としては、映画的な枠をエモーショナルがぶち破ってくる、といったかんじ。映画的な枠がガチガチなのに、そこをぶち破るからすごい。あと、割と演出寄りの…
フィックス長回しを持たせるモダンな構図と画の密度、90分に凝縮された破綻のない完璧なシナリオ、音楽の使い所含め、もう教科書レベル。
別に加藤泰信者(一部に確実にいる)ではないのでそのベタさにノれる訳…
加藤泰は、股旅ものは撮っているけど、やくざ映画は本作が初めて。しかも名作を作ってしまった。でも、『お竜参上』と『日本侠花伝』の方が好きだな。冒頭の祭り、アラカンのシーンから、加藤泰のエネルギッシュで…
>>続きを読む冒頭の汐路章のクローズアップでかなり心躍ったけど、全体を通すと藤純子と鶴田浩二の臭いメロドラマという印象。ここら辺は鈴木則文の脚本のせいか。ヤクザは廃業したから堅気らしく仕事させてくれというのは流石…
>>続きを読むYoutubeの配信時は見逃してしまい
東映オンデマンドで待望の鑑賞になったんだけど・・・いやぁ〜お見事!
やっぱり加藤泰は素晴らしいね
ローアングル・長回し・フィックスは健在
こういうテクニック…