フィックス長回しを持たせるモダンな構図と画の密度、90分に凝縮された破綻のない完璧なシナリオ、音楽の使い所含め、もう教科書レベル。
別に加藤泰信者(一部に確実にいる)ではないのでそのベタさにノれる訳…
加藤泰は、股旅ものは撮っているけど、やくざ映画は本作が初めて。しかも名作を作ってしまった。でも、『お竜参上』と『日本侠花伝』の方が好きだな。冒頭の祭り、アラカンのシーンから、加藤泰のエネルギッシュで…
>>続きを読む冒頭の汐路章のクローズアップでかなり心躍ったけど、全体を通すと藤純子と鶴田浩二の臭いメロドラマという印象。ここら辺は鈴木則文の脚本のせいか。ヤクザは廃業したから堅気らしく仕事させてくれというのは流石…
>>続きを読むYoutubeの配信時は見逃してしまい
東映オンデマンドで待望の鑑賞になったんだけど・・・いやぁ〜お見事!
やっぱり加藤泰は素晴らしいね
ローアングル・長回し・フィックスは健在
こういうテクニック…
★★★liked it
『明治侠客伝 三代目襲名』 加藤泰監督
Blood of Revenge 4Kデジタルリマスター
大阪・建材屋の勢力争い
鶴田浩二 as 木屋辰一家の浅次郎
&富司純子 …
任侠映画の中では、脚本にひとつ仕掛けを作ることで他の作品のマンネリさを打破しようとしている。加藤泰監督の演出も、モダンな構図で観る人を魅了する。
そして何より、藤山寛美である。舞台で見せる抜けた感じ…
とにかく笑ったし泣いた
眼差しの孤独、とりわけ切り返された時のたった一筋の繋がりと、同時に現れる断絶が胸を苦しめる。これが映画で観たいんだよってことを見せてくれる
復讐(仁義)と恋の問題が冒頭で提…