偽装結婚に、合成写真に、イミテーションダイヤと作品全体に偽物が溢れているが、嘘か本当かが本当にそれほど重要だろうかと、作品を見ていると思われてくる。
原作は非常に短いため、それをどう膨らませるかがポ…
原作 浅田次郎
監督 森崎東
1998年
平成ど真ん中。携帯電話を誰もが普通に使い出した時代ですかね。
中井貴一のふとした表情にお父様の佐田啓二が重なります。
歌舞伎町でヤクザから裏ビデオ屋の店…
偽装結婚もの。ゴールデン街とか新宿西口は今とあんまり変わらなくてぶち上がった。
手紙の場面は流石に長すぎる。
死体の指にキラリと指輪が光る、くらいの演出でよいのだがちとくどい。指輪ではないが成瀬巳喜…
森崎東監督は、
やっぱり名匠だ……
(「男はつらいよ」など)
どこかユーモアのある面々で、
ほのぼの見てると
すごい所に連れて行かれる。
確かになー……
出稼ぎの人たち、
名もないまま消費さ…
この頃から日本の移民問題の実情を真っ向から取り上げているのすごい
ボロチャリに乗って90年代の新宿をかっ飛ばしてガンガン車が通る中横断するゲリラ感のある撮影がたまらん あと中井貴一かっこよすぎ
肝心…
車を借りるために偽装結婚に付き合わされ、その対価を得ながら詐欺られ、おもちゃダイヤの指輪を買わされる、それを無償で女に渡して、またそれが自分の手に戻ってくる。まるでマネーロンダリング。交換から譲渡へ…
>>続きを読む原作浅田次郎か〜。後半の展開がお涙頂戴っぽくてクサイなぁと思いながらも中井貴一の颯爽としたクール・ガイ的佇まいに思わず見惚れてしまった。森崎東らしい不条理な恋物語と言える。
90年代版『時代屋の女…
松竹ブロードキャスティング株式会社