純朴、弱さ、翳り、憂い、色気、妖艶、強かさ、様々な表情を秘めた人物を演じ切る、恐るべき18歳。
登場する毎に表情に深みが増し、哀しみと翳りが謎めいた色気を漂わせる魔性の女。
誘蛾灯の様に男たちは引き…
このレビューはネタバレを含みます
アイドル映画で括られているものの、松本清張原作となればちょっとはサスペンスを楽しるかと思って鑑賞。山口百恵って当時主演映画が年に2本も作られていたんですね。今では考えられないくらいの大スター。
と…
土砂降りの中で三浦友和と揉み合ううちに、山口百恵の白いブラウスがびっしょり濡れて肌の色がくっきり浮き出てしまう。
透けて見えるというよりも、いきなり裸に剥かれたような唐突感があって、エロチックな感じ…
65年公開の松竹版は以前鑑賞。
やはり後に残るこのモヤモヤ感…霧だけに。
涙で土下座懇願した直後に結局誘惑に負けてしまう三國連太郎の滑稽さが◎犯人が第二の殺人と同じ人物だと気付く下りは松竹版に…
三國連太郎の煙草姿が素晴らしい。山口百恵の立ち回りがよくわからなかったのだが、雨で顔がびしょ濡れになっても綺麗すぎる。2人の存在感だけで持ってるように感じた。好きな松本清張原作だけどストーリーはボヤ…
>>続きを読む友和&百恵ちゃんのアイドル映画とはいえ、三國蓮太郎さんが出てくる事で作品全体がしまる。
まぎれもなく三國蓮太郎さんは大俳優である。
目を背けたくなる程の人間の臭いが、ぶんぶんとにおう。こんな役者は…
なぜ東京の弁護士ではないといけないのか分からなかった。弁護士の「九州にも優秀な弁護士はたくさんいる」というセリフもその通りだし、安すぎる料金で九州まで来てくれというのはクレーマーもいいところなんじゃ…
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