写真を撮るという行為は記録することであり記憶をデータ化するという意味を持っているが、その即時性と複製不可性においてポラロイドに勝るカメラは存在しない。メッシュを切ったデジタル世界でのバイナリな"情報…
>>続きを読むこのポスターの色味ではないのかって残念さがあったし、冒頭10分だけなら満点つけたくなる面白さなのに、恐ろしく商業的な「泣き」をやっていく後半がしょうもなさすぎる。なんとなくこうなって、こうなっていく…
>>続きを読むあらすじを読まずに観に行ったため主人公の男性がなにか喪失感を抱えて生きているのだと思いこんで観ており、終盤でようやく(いやあんたちゃうんかい)と気づいたが時すでに遅しだったし、序盤のシーンをしっかり…
>>続きを読む杉田協士監督特集の4本目。初の長編作品なのか丁寧に作られている。ただ説明はされないのでパズルを組み立て直す必要はある。最初の駅でのシーンが重要なんだとピントが合ってくる内に映画ないの世界に引き込まれ…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/03/12
杉田監督のデビュー作。蔡明亮に通ずるトーンを感じる。特に前半、時たま写真を撮る男が行く場所を、ほとんど台詞のないまま追いかけ続けるカメラ。不在や喪失…