粗野で見栄っ張りで豆腐メンタルで純情で、両親から愛を与えられず育ち、トイレを中々貸してもらえない男ビリー・ブラウン。
彼の元に現れた天使のような美少女レイラ、彼女は彼に言われるがままで若干従順すぎる…
やっと見れた。
素晴らしい映画だった。しんみりする。
全体のストーリーはイーストウッドのパーフェクトワールドに似てる。
何ならイーストウッド作品っぽい。
誰からも愛されずに育って路頭に迷ってた男が…
刑務所上がりの男が故郷を訪ねる話。
当時流行ってたのを横目に見て、何となく見なかったけど、これは流行るよな、と思った。
小便を我慢してあちこち行く、というシチュエーションのアイデアが光ってた。
…
構図は「パラダイスの夕暮れ」に似ており、女性の立ち位置やショットの差し込みかたはゴダールらしいが、マッチョさを家族や半生に還元しているという点で両者とは徹底的に異なる。そこに「優しい」という価値づけ…
>>続きを読む下書きに眠っていた。加筆修正。
フィルマークスの90sリバイバルで
日本版のキャッチコピー「最悪の俺に、とびっきりの天使がやってきた」が結構センスよいです。
ビリーのダメにんげんなところが可愛く…
ビリーは幼少期から愛された事がなかったんやろな
虚勢に身を包んで、触るもの皆傷つけ、本心は自分でも分からない
死にたいのじゃ無くて生きられない
許してくれる人に逢えて今までの全てが裏返るような感覚…
「死にたい。」ではなくて「生きられない。」なんだよね、分かるよ。
母親の「産まなきゃ良かった」って感情って、言葉に出そうが出さなかろうが、子供に伝染するんだろうなぁ。「こっちだって産まれて来たくなか…
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