主人公(西島秀俊)は映画監督、これまでに作った映画の資金は兄が借金して出してくれたが、兄は返済できず、ヤクザに殺されてしまう。
主人公にもヤクザが迫り、返済のために殴られ屋をやり始める。
返済期限が…
青山真治共同脚本ということで鑑賞。映画狂が作った映画ファンに向けた熱い映画だった。かなり変な映画だった。主人公の西島秀俊さんが映画狂でやばいし、とにかくボコボコにされる。特に溝口健二監督のお墓に行く…
>>続きを読む癖が強いんじゃ。
癖強グランプリで堂々の上位を獲りそうなこの作品。
何が凄いって
殴られ屋をやってる西島秀俊が
殴られる度に映画ランキングが紹介される。
100位から始まるのだけど…
passion。熱情、そして受難。
身体を差し出しながら、何かに祈る。
映画の現状を憂い、未来を嘆き、この今の惨状を堰き止めるべく、身体で受け止め、ボロボロになり、それでも、信じた“映画”へと向かっ…
殴られ屋となった映画監督を西島秀俊が熱演している。久々に演技に圧倒される感覚を味わった。
もう終始ずっと痛々しいシーンが続くけど、ある意味、ストーリーそのものが映画業界のメタファーになっていて、途…
本作は「何かを愛することはそれ自体で力になる。」ということを描いた映画だと言えば、陳腐に聞こえるが、これが今までに見たこともなく新鮮で、醜く歪なものに仕上がっているのだから、映画というのは面白い。主…
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