映画よ! 美しい夢よ! 永遠に!
説明を排した描写と〈映画の中の映画〉という二重構造によって、複雑な印象を抱きがちになるけども、失われていきつつあるフィルム撮影による映画の美を「ミステリアスな美女…
こういう、自分の文化体験へのノスタルジーを「夢の女」へのイノセントな憧憬に仮託した作品って苦手。映画愛がフルスロットルすぎて、メタ構造がベタな没入を支援するためのものとしてしか機能してないし。現実の…
>>続きを読む何度も何度も見てきたメタ映画&映画愛モノを今更ドヤ顔で撮られてもなぁ〜
しかも演出力0。
例えば、古着屋が閑古鳥が鳴いてる様子を伝える為にナデリがとった演出は、店に人が入らない時間を長く撮り続ける…
このレビューはネタバレを含みます
目のタトゥーのある彼女の腕に引っ張られてドアを出るシーン。何度も繰り返す。
出て行く度に彼女の部屋の物が消えてゆき、ハッと気づくと全て無くなっている。
この流れが好きだった。
フィルム上映最後の映画…
上映前ナデリ監督登壇
この作品は 溝口健二監督 に憑依?されて撮ったんだ。自分で撮ったとは今でも信じられない、皆さん僕が撮った事忘れて見るように云々
抒情的で大甘というかベタベタ感傷的な作品なのだ…