ブラジルから来た少年の作品情報・感想・評価

「ブラジルから来た少年」に投稿された感想・評価

ナチスを追う側もまたナチスになり得る

ノリノリな悪役を流石の貫禄存在感で好演するグレゴリー・ペック vs 真実に近付いていくローレンス・オリヴィエ = どちらも口髭はあるけど、髪色や口調など二人の対照的な佇まいや雰囲気を堪能できる名優対決!!
"黒い髪と青い目" ナチス会による2年以内に欧米での94人の殺害計画、そして明らかになっていく恐るべき計画の全容とは…!非常に賢い作品で、興味をそそるSFミステリー。クローンを大体的に扱った作品としては製作年の早い/古い初期の作品であることは間違いないだろう。ハイル・ヒトラー!
子供たちを殺す?まだ罪を犯していない者たちを殺させられない。戦争の悲劇を風化させず次の世代まで語り継いでいくことは大事だけど、そこから怒りや憎しみ以外の感情を学ばずに迫害しては同じことで、正も悪になる危険をはらんでいるのだ。強制収容所も銃弾でも生き抜いたのだからタバコくらいでは死なない。いい作品だ。

勝手に関連作品『マラソンマン』『ルーパー』『帰ってきたヒトラー』『マイノリティー・リポート』
グレゴリー・ペック演じるメンゲレに作り物っぽさを感じるがそれが良い。
 戦争を風化していくことへの恐怖。
 そして、正義に突っ走ることへの警鐘を鳴らす。

 最後までハラハラするサスペンスでありながら、考えさせる余韻を残す秀作。

 
david

davidの感想・評価

4.0
博士号を持ったサディスト
それが科学者の定義

ポール・スチュアート
サファリ
チェック
ルビンスタインのスタイル◎
喵來

喵來の感想・評価

3.4
原題通りブラジルから来た少年たち。だったね。
でも実質1人ってSF要素を考えると「少年」がいいのかもしれない🤔
ヒトラー・テイラーメイド・フォー……

あの子たちのその後が気になるけど「変なジジイっ」って一蹴することで描くことを避けたなwww


ずっとニコニコしてるローズマリーハリスが1番怖かったかもwww

モノで子供を釣る危うさが描かれてなかったのは時代だな。
でも他人は忘れろというのと下っ端は切り捨てるコマてのはよくかけてた。

メンゲレをそこそこ似た人持ってきてたのよかった。金髪でも碧眼でもない人ってどういう感覚だったんだろう🤔
結構実地に出て活動してるのいいねwwww
アイヒマンの話もちょくちょく出てきて良きね。

夫婦かと思ったら兄妹だったよ主役ちゃん…
どれだけ今までの30年頑張ってたかがよくわかる。。
往年の名優揃いのナチス関連作品、ってことで鑑賞。最初は設定むちゃくちゃだし奇妙だと思いつつ観てたけど、意図がわかってからは面白く観れた。

『ローマの休日』のグレゴリー・ペックが狂気のメンゲレ博士役。反ナチスでユダヤの老人役にローレンス・オリビエと諸々すごかった。噛みつきとかね笑

ナチス/ホロコースト関連99
全編英語
Saqui

Saquiの感想・評価

3.0
もし技術的に可能だったとしたら有り得そうな話だな…と思わせてくるのがゾッとする
当時、ヨーゼフ・メンゲレがまだ逮捕されていなかった(と言うか映画公開から4ヶ月後に心臓発作による溺死)ことと、哺乳類に対するクローン技術の適用が活発化していたことをごちゃまぜにしたインチキ映画です。
失礼しました。m(_ _)m サイエンス・フィクションです。

グレゴリー・ペック(ヨーゼフ・メンゲレ) vs ローレンス・オリヴィエ(ナチハンター) です。

ローレンス・オリヴィエはアカデミー主演男優賞にノミネートされました(受賞はならず)。

一方、グレゴリー・ペックはダメですね。役作りができていません。ひょっとしてメンゲレが誰で何をした人か知らずに演じてたのでは? とか疑ってしまいます。1ミリも魔物に見えません。

子役のジェレミー・ブラックの方が魔物感ありました。ψ(*`ー´)ψ
思ってたのと全然違う内容だったけど、面白かったです。終盤まで内容が把握し辛いのでちょっと我慢なんだけど、終盤、面白いし、私はラストが好きでした。
パラグアイで旧ナチス党員の秘密会議を盗聴したユダヤ人の青年は、ナチスハンターとして名高いリーベルマンに電話をする。リーベルマンは最初相手にしていなかったが、電話中に青年を追跡してきた旧ナチス党員に殺され、電話口から聞こえてきた「94名の暗殺計画」を阻止する為、世界中を駆け巡ります。





ネタバレ↓






94人の男には、いずれも15才の息子がいた。 どの子も養子であり、早熟な芸術家タイプで、頭がよくて冷酷。 そして、皆同じ顔をしている。実は全員アドルフ·ヒトラーのクローンだった。15歳の時に父を亡くしたヒトラーと同じ経験をさせる為の殺戮だった(たとえ同じ遺伝子を持っていても、 環境によって人格は変わってしまうので)。94人のクローンのうち1人くらいは、将来本物のヒトラーとなるだろうという悪魔の計画。
殺害リストに載っていたアメリカ人の家で鉢合わせするメンゲレとリーベルマン、殺し合う2人。 じいさん同士のアクションシーン が、ちょっと面白い。リーベルマンは、5発くらい打たれるがシブトイ。メンゲレは、耳や手首、喉に噛みつく。って…。クライマックスでの闘い方が噛みつく…、こんなアクション初めて観たよ。そして、 ヨレヨレの2人の所へクローンの少年が帰って来ます。 殺された育ての父を見て、少年はメンゲレをドーベルマンに襲わせて殺します。この時、その食い殺されるシーンを冷静に撮影するのでした。そして、虫の息のリーベルマンに少年は『僕が殺させたって言うなよ』と脅します。
その後、現像しながら冷酷にニヤリとする表情が良い。間違いなくヒトラーの残虐さを受け継いでます。将来何か引き起こしそうな感じで、物語は終わる。 後味悪くて最高でした。
リーベルマンは、クローン少年達について、たとえヒトラーのDNAを受け継いでいても、何の罪も犯していない子供を裁く事は出来ないと、リストを燃やしてしまいます。
少年が気持ち悪くて、好みの作品でした。ラストもゾッとする感じで終るのが良かったです。

※さすがに古い作品で、解ったのはスティーブ·グッテンバーグだけだった。
かつてアウシュヴィッツで、ユダヤ人に対して残虐な人体実験を繰り返したナチスの悪魔医師、ドクトール・ヨーゼフ・メンゲレ。敗戦後、逃亡、潜伏した南米の秘密研究所で懲りもせず、恐ろしい悪魔の実験を始めて、みんな酷い目に遭う!

     ※ ※

40年以上経った今でも通用する、SFミステリーアクション!

悪の枢軸のドクトール・メンゲレに、グレゴリー・ペック、ドクトールを追うナチスハンターは、ローレンス・オリビエ。

大スターの一騎討ちは魅せてくれやがります。

パラグアイの秘密アジトに集められた、旧ナチスの殺人コマンドー部隊に、ドクトールから渡された94人の処刑リスト。

ターゲットにはある共通する恐ろしい秘密が……。

劇中、コマンドーにバンバン人が殺されますが、殺し方も素晴らしい!

ラストシーンもなかなか衝撃的で考えさせられることの多い逸品でした!

因みに、タイトルの、ブラジルから来た少年(たち)は、煮ても焼いても食えない、クソガキオブクソガキです。

後半、明かされる正体を知れば、クソガキのクソガキたる所以に納得なのでした。
>|

あなたにおすすめの記事