謀議/コンスピラシー アウシュビッツの黒幕の作品情報・感想・評価

「謀議/コンスピラシー アウシュビッツの黒幕」に投稿された感想・評価

『ファンファン大佐の隠し財産』No.71

今回はコリン•ファースさん✨

初めての出会いは、『英国王のスピーチ』

独特の役を見事に演じてましたよねー✨



今作は、コリンさんは脇役かな。

数多くいるなかの1人って感じ。


今作は負の歴史をしっかり見るということ。

こうやって、ナチスドイツが、

ユダヤ人虐殺が決まっていったんだ。

ヒトラーが悪いと言われがちだが、

こうやって周りもやはり悪い。

いかに殺すかを話し合う。

地球歴史上、1番悪いことだったのではないのかな??


ただの会議ともみれるので、

ちょっと退屈ではある。

でも、全て実話として見たら、

逆に興味がわいてきた。
 2001年制作、フランク・ピアソン監督によるナチス・ドイツによるホロコーストが生まれる会議を描いた実話映画である。

 1942年の第二次世界大戦下、ベルリンの郊外の高級住宅地にあるヴァンゼー湖畔の大邸宅で開催された会議に15人のナチス・ドイツの高官が招集される。
 後に「ヴァンゼー会議」と呼ばれる史上稀にみる邪悪な会議である。
 議長役は最後に登場する悪名高い親衛隊長官ハインリヒ・ヒムラーの副官たる国家保安本部長官ラインハルト・ハイドリヒ(ケネス・ブラナー)である。
 会議の目的は「ユダヤ人問題の最終的解決」で要はユダヤ人の絶滅をいかにして行うかであった。
 この会議は目的の本質において戦時中の軍の戦略会議とは一線を画すと言っていい。人類の、人類による殲滅作戦でありホロコーストであって戦争ではない。
 ユダヤ人の殲滅ありきで召集されているが故に議論の中では幾ばくかの反対論も出るが全て持っていかれてしまう。国外移住の促進という穏健策から次第に→移送→強制収容→強制労働→計画的殺害→効率的殺害と何食わぬ顔で進められて行く過程はそれを物語っているし空恐ろしくもある。

 一部ドイツの知識人からはニュルンベルク裁判で検察側により偽造・改竄されたものだとの主張があるが、会議の実務を司った親衛隊中佐のアドルフ・アイヒマン(スタンリー・トゥッチ)が後にイスラエルの法廷でこの会議の実態を認めている。
 兎にも角にもアウシュビッツやダッハウなどの強制収容所の有り様がそれらを裏付けている。
 
 議論が白熱し盛り上がってくる点はユダヤ人とのハーフやクォーターなどの取り扱いをどうするか、大量に処理(殺害)する方法はどうしたらいいのかと言った点で人間の心の底に巣食う闇の恐ろしさを感じざるを得ない。
 だが恐らく純粋アーリア系人種のみならず全ての人間に普遍している闇なのかもしれない。

 密室劇では本が上質でないと飽きさせるがケネス・ブラナーの品格と威厳のある演技やスタンリー・トゥッチらの冷徹でクールな演技は見応えがあり飽きさせない。しかしながらやはり全員が英語というのはマイナスポイントか。

 白熱した議論の本質を鑑みるとこれはどんなホラー映画より震え上がる程の邪悪で悍ましい映画と言えるかもしれない。
Conspiracy

ユダヤ絶滅についての悍ましきヴァンゼー会議を扱った映画
冒頭から16分にも及ぶナチ高官たちの怒涛の自己紹介からのバリ濃い会議でお腹いっぱい
 2021年6月18日に鑑賞。TSUTAYA大正駅前店で借りてきたDVD。

 商業的な映画というよりも自主制作映画のような感じ。終始単調で山場はない。音楽も基本的にはない。映像も音声も決していいとは言えない。俳優は実際の人物にできるだけ似せようとしているように見える。
LIMONE

LIMONEの感想・評価

2.5
ナチス・ドイツによるユダヤ人問題を協議したヴァンゼー会議を映画化したもの。

入退場の動静や食事時の会話などで出席者の立場や思想、人間性を垣間見せる。

兵士にユダヤ人、とりわけハーフのユダヤ人を銃殺させるのは士気を低下させる、ということでガス室処理が合意される。

一方、この会議の主な議論はドイツ人とユダヤ人の第1級、第2級ハーフをどう仕分けるか、にあったようにお見受けした。

「12人の怒れる男」みたいな密室劇なのだが、史実が先行してるので登場人物を先入観込みで見てしまう。
加えてこの手の映画は「英語劇」なのが興醒めてしまい残念。
IKD

IKDの感想・評価

-
もう会議の内容が人間じゃない。。
めちゃくちゃチョイ役のトムヒ可愛かった。。
【隠れた傑作⁉︎シリーズNo.16】
《ユダヤ人の運命が決まる…》

実際にあった歴史的な会議の密室劇!

第二次世界大戦中の1942年。ホロコーストの流れを決定的にした、

”ヴァンゼー会議〟

この会議でヨーロッパ中のユダヤ人の運命が決まった…

坦々と進む決議が、恐ろしい…

この会議のメインテーマは”ユダヤ人の絶滅〟なのだ…

表向きは会議だけど、実質は決定事項に法的根拠を与えるための”茶番劇〟。
反対する人間には、賛成せざる得ない空気をつくり威圧する。

この会議の議事役で主役アイヒマンを演じるのは、”プラダを着た悪魔〟でナイジェルを演じたスタンリー・トゥッチ。
感情を出さず、冷徹な雰囲気で好演している。

議長役のナチスNo.3の超大物ハイドリヒを演じるのはケネス・ブラナー。
彼が演じるハイドリヒは、貫禄があり、品格を感じる。

コリン・ファースが出演しているのには驚いた!
ホロコーストに慎重な内務省の官僚役で、場の空気に苦しむ姿が彼らしい…

人物をすべて実名で登場させているので、リアリティがある。
密室が舞台で会話だけの地味な物語だけど、会議の内容は戦慄。

歴史好きにはたまらない、固唾を飲む密室劇。
ホロコーストを違う角度から描いた秀作です!
缶

缶の感想・評価

4.6
人類史上もっとも冷酷で、筆舌に尽くしがたいほどおぞましいランチミーティング。

テーブルに集うのは、ハイドリヒを除き皆何らかの部署の「ナンバー2」である。野望のために日和見を繰り返して梯子を上り、権力の座に就いた男たち。損をせずに有利な結果を持ち帰ろうと、醜いマウンティング合戦をする。ホロコーストは、絶対的なリーダーに盲目的に従った平凡な市民だけが可能にしたものではない。テーブルに集まった平凡な官僚たちが自覚的に大して面白くもないジョークを飛ばしながら虐殺を計画していく様は見ていて寒気がするが、実際に起こったことだ。

無駄なく情報量の多い演技と脚本が素晴らしかった。トゥッチはアメリカ英語で、それ以外はキレッキレのイギリス英語で話しているけど別に気にならないのが面白い。ドイツ語っぽい構文やリズムで話す方法を指導していた人がいるらしい。

観て、冷たいものが背筋を伝っていくのを感じてほしいです
にしの

にしのの感想・評価

3.2
湖畔の別荘で、コント仕掛けのようにヨーロッパユダヤ人の抹殺が決定されていく政治劇。
mh

mhの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ナチスドイツの高官たちがユダヤ人の絶滅について話し合ったヴァンゼー会議がテーマ。
最初から最後までずっと会議してる「12人の怒れる男」みたいな感じ。それもバッドエンド版。
世界をより良くするためユダヤ人にはヨーロッパから退去してもらうことについてはもちろん全員一致。
じゃあ具体的にどうすんの? ってあたりをえんえん話し合う。
ドイツ人とのハーフはどうするかなどを、ニュルンベルグ法と照らし合わせながら論じる。
法的に難しいなら、新たに法律作ればいいじゃない。だってこの中に法律家何人いんのよという質問に半数以上が手を挙げるというディストピア感。
一酸化炭素ガスで殺すと、ユダヤ人がピンク色になるというブラックジョークなども交わされる。
こうして、ホロコーストが本格始動したという終わり方。
コリンファースやトム・ヒドルストンも出演している。
テレビ映画でこのクオリティはさすがHBOとしかいいようがない。
面白かった。
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