2000年代の邦画やドラマを彩っていく中村獅童と小栗旬の分水嶺となった作品。
誰しもが持つif(たらればの未来)を最悪の方向で煮詰める前に、現実を自分の“勇気”で取り戻そうというメッセージ。
演技も…
小栗旬演じる十三の静かな苦悩と、中村獅童の狂気じみた13号の対比が痛ましくも鮮烈で、暴力と復讐の果てに何が残るのかを突きつけられる。トールの無自覚な加害性がリアルすぎて、加害者・傍観者としての自分を…
>>続きを読むイジメした方は覚えてなくて、された方は恨みある無しに関わらず、忘れられないものよねぇ。
特にあんな容姿にさせられちゃぁ、復讐したい気持ち分からなくもないわ。
始めっから血みどろでグロく、遺体から腸…
かつて赤井にいじめられていた十三。おかげで十三にはもう一つの人格、13号が生まれる。十年ぶりに地元に帰ってきた十三は赤井が務める建築会社に入社するが…
いじめられっ子が時を経ていじめっ子に復讐する…
めちゃくちゃ暗い。
暗いけど、説得力は充分にある。
原作は読んでないけど、《社会》を変に作りこんでなくて、素直に映像化した感じが良かった。
いじめっ子、こーゆー目に合えばいいのに…と思う。
反面…