ガートルード/ゲアトルーズの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ガートルード/ゲアトルーズ』に投稿された感想・評価

カニング、ガブリエル、エアランら男3人に求められるゲアトルーズは、しかし最初の登場からどの男の顔すら一瞥せず、一見見つめ合っているように見えるショットですら常に妙な具合に視線が外されていて初手からゲ…

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akibom
4.0
正直なところ感情移入ができませんでしたが、人生を左右させられる、愛という欲について考えさせられました。
凄まじい長回し、パン。エアランの伴奏にゲアトルーズの影。鏡から現れるゲアトルーズ。
ゲアトルーズとエアランが対話する池の畔。
椅子1つ、ソファ1つでやり切る。

パーティーのソファに座って話し込むシーケンスの、後ろの扉が開きピアノと共に画面奥に空間がひらくあの瞬間、つい息を呑んでしまう、と同時に、特集で町山妹が青山真治と共にレオスカラックスのゲアトルーズから…

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my
3.9
常に計算された直線的な構図だけじゃなく演劇チックな会話劇が新鮮で楽しくて、脳の今まで触れられてなかったところをくすぐられたような感覚
kazoo
3.9

20世紀初頭のコペンハーゲンを舞台に描かれる本作は、真実の愛を求めて揺れ動く1人の女性の内面を静かに、しかし深く掘り下げていく。主人公は、社会的地位を持つ弁護士の妻として安定した生活を送っているが、…

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ユロ
4.0
会話が中心なのに気づいたら見入ってしまっていた。脚本の秀逸さは賞賛すべき作品。だが、やはりあまり好きではない。
聖なる映画作家 カール・ドライヤー特集

この映画の登場人物たちは不自然なまでに視線を交わしません。肝心なことを話すとき、彼らはそれぞれ別の方向に視線をやり、空虚な一点を見つめています。その多くが正面からのミドルショットで捉えれられるため、…

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toch
-

「愛してる」「愛していない」の類の会話劇は大好きなのだが、この映画はどうにもこうにもピンと来ず、時代や身分が自分とかけ離れていることもあるんだろうけど、登場した時から(おいおいこいつは大丈夫か…)と…

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