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今日から明日へ
(
1996年
製作の映画)
Von heute auf morgen
製作国:
フランス
ドイツ
上映時間:62分
3.9
あらすじ
監督
ジャン=マリー・ストローブ
ダニエル・ユイレ
出演者
リチャード・ソルター
クリスティーン・ウィットルジー
アナベル・ハーン
クラウディア・バラインスキー
リシャード・カルチコフスキー
「今日から明日へ」に投稿された感想・評価
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ネタバレなし
ネタバレ
mikuの感想・評価
2021/02/19 22:33
-
ガス会社の件は大笑いしたけど、いつまでも痴話喧嘩をくり返すブルジョワ夫婦と、延々続く不協和音にうんざりしちゃった。音楽的素養がもう少しあれば楽しめたのだろうか。評価の高い作品を楽しめなかった己の貧弱な知性を嘆くのみ。
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ニューランドの感想・評価
2021/02/14 08:39
4.0
☑️『今日から明日へ』及び『ロートリンゲン!』『シチリア!』▶️▶️
些事から解放され、この10年映画を意識して見始めたばかり、しかしずっと年長の人に、20C末の記憶で「この長編2本は、無茶苦茶おもしろいですよ。退屈さはなくて」と思わず言ってしまった。彼はこの10年で私がこれまでの生涯で観た本数を遥かに越え、総数で倍近くは観てる。当然、著名なこの作家など、全作を繰返し観てる人なのだ。3、4年前の、「こんな(特異作家)の全作観た人は流石に皆無だろうなぁ」と何気に云うと、「私は全作観てますよ」の答を思い出した。只、この2本はアテネではなく、映画祭だったか大きめの映画館で観た、それが普通なくらいに面白いのだ。
この二本の長篇は、オペラのステージの再構築、シチリアの著名な作家の風土色豊かな小説の映画化で、いつもの自然空間·時間での醒めて·内にだけ理知的な熱を持つ作品らと違い、ストレートに異常に惹き付ける。それだけでいい、満足、何も云うことは、の感じなのだが、上映の後、個人的には1年半ぶりにお見かけする(それまでも名前はずっと聞いてたが、仕事がカブって行けず、初めての姿·声を確認はその1年前に過ぎないが)渋谷哲也さんの温厚な寄り添い方が、客席のトンガったあり方の必要性を削いでいた。 楽しんだけだけど、語ることもあるのではと思った。
『今日から~』は、冒頭のステージ前のオーケストラの捉えからの導入や途中の碑文?の挟み、時にBOを除けば、舞台上の演目を捉えながらの、オペラ形式·強烈で無駄のない照明·美術へのフィットそのものは、何故か逆に創作されたものへの距離を感じさせなくなる。そこにある不思議感が、現実が持つ不可思議そのものの様に思えてくる。何度か夫婦の部屋に各々が入場·退場を繰り返すうちに、意識の変化進化と攻撃性·かわしての独自自己内入り込み、が容赦なくぐんぐん進み、その切っ掛けとなった当日の先程まで出席していた晩餐会かなにかでの各々の、未だ独身で若々しい妻の旧友、名あるオペラ歌手、との印象や声掛けから、陶酔的惹き付けられが、話しや当人からの電話を通し繰り広げられる。2人の間の子供も途中入って来たり、気まずくなったって2人が敢えて外出してくと、玄関先で話題となって2人も連れだってきている、だがその印象は話と違いショボい。妻が家を出ていく決意まで固めていた時もあった危機は回避された、と当人も後で口にする。
これらが描かれるのに、舞台の一面生の連続一体感の安定落ち着きは極めて弱く、各々の意識の浮揚·巡りが宙を駆け巡ってゆき、人間の内面の危うさと可能性を同時に感じさせる。そして、終局の2人づつの対応に特に顕著だが、視線·身体の向きの捉えが一向に切り結ばない、そう見える瞬間もあるが、すぐ並行性等を持ってゆく。それは当初から感じられてく(更に2人だけの場面では各自由自律的な前後への出入り?があるが)。内面的に極めて密度高く、内容よりもそれへの現実の本人の扱い方が極めてスリリング、というのが途絶えない。外からの「流行」と、内からの「演出」を人物の意識は揺れ動いてる。
---------------------------------------------------
2本の間の短編の『ロートリンゲン』は、その時点·そしてこの先の作品を含め、あらゆるこの作家のタッチ·トーンが、スマートに端正に盛り込まれ整理されてて、この作家の作品の中でも、きわめて既視感·予知感に充ちてて心地いい。神聖ローマ帝国下、フランスの歴史の長い街がドイツ(プロシアか)によって占領され、途中の多少の譲歩はあるが、基本ドイツ語、ドイツ文化·観念を強要され、精神自体の風化·消滅の危機に、代々の家·店にはまだ歴史性に染まってない若い血筋の者を残し、過半が街を去ってゆく気概を示す。
背からだけの当時のキャラクター、現在の街並みや郊外風景、左右パン延々、ナレーション、この後多用の森中の強い木漏れ日が暗い地面に射す陰影の空間まで入って、この作家の最良のテイストがバランスと落ち着きよく敷かれている。
---------------------------------------------------
『シチリア!』も強烈なくらい、面白く個性的で、個人的には大エンタの一般話題商業映画と同列に語りたいくらいだ。基本的にそれでいいのでは、と思ったりする。話の流れで米国帰りとも思えるが、実際は国内北部からのシチリアへ長い時を置いての帰省の男が、港でオリーブ売りと、列車内で向かいの乗客ら(入れ替わる)と、自宅で母と、そして帰りに寄った都市での研ぎ師と、各々する会話と空気密度がパートを作り並列化されてるが、シチリアのパートでは、故郷の峡谷~畠~道路·家の緩やか作家の代名詞的パンが間を置き·コントラストのニュアンスも変えて3回繰り返し入ってる(音楽が流れまた止まる)。列車のシーケンスでは車窓もあったか。
各々の会話の内容は、効率性を欠く妙なこだわりを示される、味わいと人の奥ゆきを感じさすものばかりだが、やはり母とのパートが、圧巻の内外からの造型例だろう。幼児の家屋や祭礼の確認·母による細部証拠付けから、女達に優しい詩や対し方も絡めての(去った)父の手管とその関係が事細かに母の口から語られ、それが母の風土感から反する唾棄すべき姿勢である事が、自然体·存在するだけでそれを引き寄せる祖父との対比から、更には母自身の父以外の異性関係が飾りや手段を用いない、実際的積み重ねとして存在していた事が、いつしか語られ既成事実化してゆく(「優しい男はダメ」)。そら恐ろしい熱気。会話はどのパートでも、全景から、切返しや対応の寄りめ交互で描かれるが、強烈な強い磁力を持つ画調ルックで、人物を囲む構築物の圧力が同列に画面と空気を占めている。特に母とのパートは切り返すサイズも、大きく違ってても平気なつよい語り口で、加えた明らかに人工照明による強烈さの殊更強化や、時に少しずつ寄ってってる事も、平然となされてる。対応や切返しの角度はいつも以上に、ゴテゴテとスマートさから離れてる。といってひとつだけでは突出せずに大きな塊の一部のままであり続けてる。
何にも収束·回収されぬ、人とその存立ベースの強烈さ、それは原作の文学の特色であると同時に、他作の自然をまま尊重しての演劇の放り込み·存立の起点の押さえに呼応するように、文学と地方性への、本作の戦略的演劇的回収のかたちなのかもしれない。
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takandroの感想・評価
2021/02/07 09:44
3.5
スクリューボールコメディ?
赤ちゃん教育とよく比較されるらしい。
自由恋愛とは。
現代風になった妻に変身した直後の旦那の変わりっぷり笑った。
妻が魔女のような立ち振る舞いになり、外から入る光が作る妻の影が強さ(怖さ?)を引き立てる。
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百鬼園先生の感想・評価
2021/02/06 22:56
2.0
白黒映像がキマリまくり。蔑ろにしてた妻が綺麗になって立場が逆転…って話はなんか落語みたい。顔のアップは力強いけど演目に動きが乏しくて場面も変わらないから次第に飽きる。無人ショットに役者がフレームインしてくるの演劇の映像化であまり見ないから新鮮。物語を外注する方がこの監督に向いてる気がする。@アテネフランセ
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アニマル泉の感想・評価
2020/12/20 21:58
4.3
無調整音楽のシェーンベルクのオペラを映画化したストローブ=ユイレの怪作。セリフはほぼ歌でドイツ語の作品。
冒頭はフランクフルト放送交響楽団の調音から始まり、カメラが客席にパンすると無観客、通路と椅子の光と影のコントラストが美しい、再び楽団へパンして調音が終わる。タイトル、壁の落書き、ペドロ・コスタがストローブ=ユイレを描いたドキュメンタリー「あなたの微笑みはどこに隠れたの?」のタイトルが引用された落書きだ。しかし、この一連の冒頭は何なのだろう?続く本編からは舞台上のセットドラマが美しい照明のモノクロ映像で描かれる。内容は艶笑ドラマだ。妻が着替えてドアから出てくるたびに夫との関係が逆転していく。ルビッチの映画みたいだ。妻のクリスティーン・ウィトルジーが3回着替える。その度に夫のリチャード・サルターを翻弄していく。
ストローブ=ユイレは空ショットが妙だ。オフショットも妙だ。例えば、椅子から妻が立ち上がって空ショットになり、オフの妻の歌声が被るなか画面は空の椅子のままで、次のカットで歌声で起きてきた子供のいきなりの登場となり、再び空の椅子ショットに妻がフレームインして座りこむ。独特なモンタージュだ。わざとズラして、いきなりの子供の登場は、それまでが延々と夫婦二人芝居だったのでインパクトがある。さらに終盤には夫婦の会話にさんざん上がっていた女友達とオペラ歌手が遂に現れる。一晩の物語だ。夜が明けて光が差し込む。ラストカットは親子三人が寄り添う光景で妻の影が壁に落ちる。まるでラングの犯罪映画のようだ。二つの扉の間に掛けられたおそらくセザンヌの絵が印象的。
冒頭の楽団と空の客席以外はオペラの舞台劇をそのまま映像化していて、セットばらしのような客席を入れたメタ構造を描くショットはない。ただし俳優は時々客席目線になる。一筋縄ではいかない。俳優の目線が不意に客席を見ることで、いま展開されている事がオペラ劇であることが強調されるのだ。四人の不協和音の合唱も凄まじい。ストローブ=ユイレは立ち姿、跪く姿の収め方が上手い。フルショットの構図が美しく決まっている。戯曲はシェーンベルクの妻・ゲルトルートによる。
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浮浪者の感想・評価
2020/12/17 16:40
3.5
90年代中頃につくられたことを考える。あまりに卑小な痴話喧嘩に今日と明日を託せるのだろうか。
オペラの過剰な振る舞いとシェーンベルクの可変的構造は、当然なまでにすれ違うことがないのだけど、不思議と、謎の調和を保っている。
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YasuhitoAraiの感想・評価
2020/12/16 21:20
3.9
ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ監督作品。
倦怠期のブルジョワ夫婦のすれ違いと和解の一夜の室内劇のオペラ。
今まで観たストローブ=ユイレ作品の中で一番俗っぽくて、オペラにより台詞のスピードもゆっくりだから話が分かりやすい。
夫婦の痴話喧嘩で笑える部分もあるんだけど、音楽が不協和音的。
舞台が室内だけなんだけど、カメラがすごい。ライトの存在感。そしてイスが物凄く良く撮れている。
妻がテノール歌手と電話している時の旦那のぶすっとした表情が面白い。そして妻役の人の歌っている時の表情が凄くて笑える。
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kentaroの感想・評価
2020/12/16 20:29
-
「汝らの微笑みはどこに葬られた?」
シェーンベルク唯一のオペラはこんなに面白かった!大爆笑!傑作!
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harunomaの感想・評価
2020/12/02 09:02
5.0
気が狂ってるとしか思えない。
人間の声も顔も身振りも、ストローブの究極的なレジスタンスは、熱情の神との大地の上での天使との格闘のごとく根底から来る。凄まじいパッションに爆笑するしかない。それが目の前にある。もはやオペラですらない。シェルブールやらランドやらが逆にいかに演劇的かとすら思える。『Helpless』と同年の1996年、世界はどうやら怒りに顫えていたみたいだ。
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白の感想・評価
2020/09/02 23:31
5.0
モダニズムの破壊的実験性と底流にひそむ喪われた愛とが完璧なまでの均衡を保った、驚嘆すべき世界。
結婚生活とは男と女が教会から認められた上で肉体的に睦み合って生きていくことではなく、人生の初めから死んでいる状態をそこへ持ち越して、生きている人間たちの間で、鎖の影でつながれたふたつの影のように過ごすことである。
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