「夜明けのマルジュ」のヴァレリアン・ボロヴツィク監督・脚本作品。ワルシャワの少女が、愛する男のために殺人まで犯す。そして、男を守るために自身の命を投げ出す。ボロヴツィクの美学があまり感じられず、物足…
>>続きを読むロマン派の音楽が嫌いです。いわゆるクラシックで思い浮かべるそれらしいものを聴くとむしろ萎えてくる。ゆえに冒頭「ああ、これか」と大いに萎えた(笑)また、『ブランシュ』などを観たときの平面さも肯定的には…
>>続きを読む純粋だった女性が、どうしようもない男を愛してしまい身を滅ぼしていく。
交響曲の使い方が良かった。4Kリマスターがあったら観てみたいような作品。
ほんの数秒だけボロヴツィクの『愛の島ゴトー』的な「平面…
『邪淫の館』で僕の度肝を抜いたド変態監督ボロヴツィクだが、あれはお話が大して面白くはなかった。なんでじゃあ本作を見たのかというと、見終わったいまもう自分でもわからない。
自分は明らかにこの監督の刺…
《ポーランド映画祭》忘れ得ぬ最初の男ウカシュを追い求め続け性愛に耽る美しい女エヴァが心ならずも男たちに翻弄され罪を犯していく数奇な人生。美しいグラジーナ・ドウゴウェンツカの艶めかしく妄想を掻き立て…
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女の子は外を歩くと男からの視線を一気に浴びるようになるけど、それを喜んではいけないよ。
一度狂った貞操観念はもう戻りません。
テンポとカメラワーク、音楽でトントントントンと勝ち込んで、また勝ち込…
ポーランドの映画。
ブロンドではない地味なファラ・フォーセット顔の主人公エヴァ。
彼女は町行く誰もが振り返る良い女設定のようです。
彼女は下宿人に恋をしますが、その後転落人生を歩むお話です。
期…
19世紀末のポーランドの世相を描いており、陰鬱で重厚な美術や衣装など、個人的にはとても興味深く楽しめた。世紀末の思想や価値観の混乱がストーリーの混乱にも反映されていて、主題が観客に明確に届かず、今基…
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